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機内の電子機器 使用制限の緩和始まる9月1日 11時46分
旅客機の離着陸時に使用が禁止されていた、デジタルカメラや機内モードに切り替えたスマートフォンなどの電子機器の使用制限が、1日から緩和されました。
旅客機の電子機器の使用について国土交通省は、安全性が確認できたとして従来の使用制限を緩和し、1日から、電波を発しないデジタルカメラや音楽プレーヤーのほか、機内モードに切り替えたスマートフォンやタブレット端末などは離着陸時も電源を切らずに使えるようになりました。
1日朝、羽田と大阪を結ぶ便の機内では、旅行客やビジネスマンなどが、離陸中にスマートフォンや音楽プレーヤーを使ったり着陸直前に大阪上空の景色をカメラにおさめたりする姿が見られました。
妻と大阪を旅行するという千葉県の男性は「着陸前の景色は撮りたくても撮れなかったのでうれしいです」と話していました。
また、会社員の男性は「離着陸時にタブレット端末を使った作業を中断しなくて済むので助かります」と話していました。
電波を発する携帯電話は引き続き離着陸時も飛行中も使用できませんが、着陸したあと誘導路に入れば、ドアが開く前でも電源を入れメールのやり取りができるようになりました。
今回のルールは多くの機体に適用されますが、比較的サイズが小さな旅客機や古いタイプの機体は、安全のためこれまでどおり、離着陸時すべての電子機器の電源を切る必要があるということです。
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