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歌舞伎町ビル火災から13年 遺族が祈り
9月1日 6時01分

歌舞伎町ビル火災から13年 遺族が祈り
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44人が亡くなった東京・新宿歌舞伎町のビル火災から1日で13年になるのを前に、先月31日夜、犠牲者の遺族が当時ビルがあった場所を訪れ、犠牲者と同じ数のろうそくに火をともして祈りをささげました。

平成13年9月1日の未明、東京・新宿歌舞伎町の雑居ビルで階段の踊り場付近から火が出て燃え広がり、逃げ遅れた飲食店の従業員や客など合わせて44人が亡くなりました。
1日で火災から13年になるのを前に、先月31日夜、娘や息子を亡くした遺族3人とその知人などが現場を訪れました。
火災が起きたビルはすでに取り壊され、現場には別の建物が建てられていますが、遺族はその前で亡くなった人の数と同じ44本のろうそくに火をともして祈りをささげました。
そして、犠牲者を慰めようと、遺族らは夜の空に向けてシャボン玉を吹きました。
当時23歳だった長女を亡くした中村スイ子さん(66)は「ビルに火をつけた犯人がまだ分からないのが悔しいです。最近、娘がウエディングドレスを着て夢に出て来たので、天国で幸せにいてくれたらと思います」と話していました。

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