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神奈川の2人 デング熱感染か
09月01日 05時57分

神奈川の2人 デング熱感染か
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東京の代々木公園の周辺を訪れた神奈川県内の20代の男子大学生と10代の女子高校生のあわせて2人がデング熱に感染した疑いがあることがわかり、国立感染症研究所が確認の検査を行っています。
デング熱に感染した疑いがあるのは横浜市の20代の男子大学生と神奈川県横須賀市の10代の女子高校生のあわせて2人です。
横浜市によりますと、2人はそれぞれ今月中旬、東京の代々木公園周辺を訪れたあとおよそ1週間後に発熱などの症状を訴え、横浜市内の医療機関で検査を受けたところ、デング熱の疑いがあることがわかったということです。
2人のうち女子高校生は現在も入院して手当てを受けていますが、いずれも症状は快方に向かっているということです。
2人はいずれも最近1か月間は海外への渡航歴はないということで、国立感染症研究所が「デング熱」に感染したかどうか確認の検査を行っています。
デング熱をめぐっては海外への渡航歴のない東京都内の同じ学校に通う男女3人がおよそ70年ぶりに国内で感染していたことが確認されているほか、新潟県内の10代の男性が、発熱などの症状を訴え、感染したかどうか確認の検査が行われています。
これらの4人はいずれも8月、東京の代々木公園を訪れていて公園内で蚊に刺されて感染した疑いがあります。
デング熱はヒトからヒトには感染せず、ほとんどの場合、1週間程度で回復するということですが、症状が重くなるとまれに死亡することもあります。
厚生労働省は、冷静な対応を求めるとともに、発熱などの症状が出た場合は医療機関を受診するよう、呼びかけています。