JAXA、小惑星探査機「はやぶさ2」の機体公開 12月にも打ち上げへ
08/31 18:09
JAXA(宇宙航空研究開発機構)は31日、2014年12月にも打ち上げ予定の小惑星探査機「はやぶさ2」の機体を公開した。
はやぶさ2は、2003年に打ち上げられた「はやぶさ」の後継機。
はやぶさは、途中、燃料漏れや交信が途絶えるなどのトラブルが相次ぐ中、地球から、およそ3億km離れた小惑星「イトカワ」の微粒子を採取して帰還したことで、話題となった。
今回のはやぶさ2にも、期待が集まっている。
31日、機体が公開された、はやぶさ2は、今後、鹿児島県の種子島に運ばれて、2014年12月にも打ち上げられる予定。
そして、2018年6月から7月にかけて、小惑星に到着し、探査やサンプル採取を行ったあと、2020年11月から12月に、地球に帰還する計画。
國中 均プロジェクトマネジャーは「スムーズな方がいいに決まっているんですけれど、ハードウエアを作った時に、いろいろな艱難(かんなん)辛苦があったように、宇宙の現場も、決して甘いものではないと思っています。気を引き締めて、新たに向かう航海を目指したいと思っています」と話した。
今回、はやぶさ2が目指す小惑星「1999JU3」は、前回、はやぶさが探査した小惑星「イトカワ」とは異なった性質の小惑星で、物質に水や有機物などが含まれていると考えられている。
はやぶさ2は、トラブルの多かった、はやぶさの反省を生かし、イオンエンジンに改良が加えられ、観測データをもとに、狙った地点での着地や、サンプル採取を行うシステムが導入されていて、通信機能や設備も拡充されているという。
はやぶさ2は、2003年に打ち上げられた「はやぶさ」の後継機。
はやぶさは、途中、燃料漏れや交信が途絶えるなどのトラブルが相次ぐ中、地球から、およそ3億km離れた小惑星「イトカワ」の微粒子を採取して帰還したことで、話題となった。
今回のはやぶさ2にも、期待が集まっている。
31日、機体が公開された、はやぶさ2は、今後、鹿児島県の種子島に運ばれて、2014年12月にも打ち上げられる予定。
そして、2018年6月から7月にかけて、小惑星に到着し、探査やサンプル採取を行ったあと、2020年11月から12月に、地球に帰還する計画。
國中 均プロジェクトマネジャーは「スムーズな方がいいに決まっているんですけれど、ハードウエアを作った時に、いろいろな艱難(かんなん)辛苦があったように、宇宙の現場も、決して甘いものではないと思っています。気を引き締めて、新たに向かう航海を目指したいと思っています」と話した。
今回、はやぶさ2が目指す小惑星「1999JU3」は、前回、はやぶさが探査した小惑星「イトカワ」とは異なった性質の小惑星で、物質に水や有機物などが含まれていると考えられている。
はやぶさ2は、トラブルの多かった、はやぶさの反省を生かし、イオンエンジンに改良が加えられ、観測データをもとに、狙った地点での着地や、サンプル採取を行うシステムが導入されていて、通信機能や設備も拡充されているという。