ManUtd.jp公式エディターの八杉裕美子が、ボルシア・ドルトムント移籍が確定したシンジへの思いを綴っている。
マンチェスター・ユナイテッドの公式エディターとなって7年以上が経過したが、今日ほどの悲しみを感じたことはない。
ロニー(クリスチアーノ・ロナウド)がレアル・マドリーに移籍した時も、ライアン(ギグス)が引退を表明した時も寂しかったが、シンジがユナイテッドを出て行くという決断をしたことは、比較できないほど大きな痛みだ。
クラブから移籍の一報を聞いた時は一言も発することができなかったし、そんな話は信じたくもなかった。
8月下旬に移籍の噂が過熱するようになると、早く移籍市場のウィンドウが閉まってほしいとすら思ったが、シンジはユナイテッドを離れる選択をした。
同じ日本人として、そして2年間一緒に仕事をした者として、クラブからのお咎めも覚悟の上で、現在の率直な気持ちを日本のユナイテッドファンと共有したいと思う。