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| 私が幼稚園に入る前から、性的虐待はありました。 実父はよく私を布団に寝かせ、パンツを脱がして私の性器を広げたり、いじったりしていました。 私は何をしているのか全くわかりませんでした。 お風呂を覗く、着替えしている所を喜んで見る、父の昼寝に添い寝して、私の股に男性器を挟む、など、これが私の日常でした。 私には、姉と妹がいて小学校低学年までは、同じようなことをされていたような気がします。 でも、私が虐待の期間が一番長かったです。 これだけでなく、父は暴力を振るう人でもありました。 飼っていた猫をいつもいじめていました。 猫にライターで火を付けていて、止めたら私が 殴られました。 私は可哀想と叫んで、いつも言い返して父に反抗していました。 小学校3年の時、母が別居。 私が家事等をしてこの頃から私の心がおかしくなりました。 母に捨てられて、父は益々暴力を振るう・・ 必然的に他の兄弟達は、小学校高学年から非行に走りました。 小学校4年の時、母が家に帰ってきてひとまず良かった。 しかし、私への性的虐待は続いており、その年の冬、私は大風邪を引き、高熱で鼻血が出て身動きがとれず寝ていると、父がコンドームを付け、「いつも反抗しやがって!」と罵り、私の上に乗ってきて、犯されました。 それ以前にも何回も夜、私の上に乗ってきては、股間を私の股にこすりつけてきて嫌でした。 有無を言わさず、犯されたのでそれ以来、私は父の奴隷になりました。 ある時、姉と家出を図り、しかし途中で見つかり連れ戻されて、最後のあがきで母に打ち明けました。 「父がいつもやらしいことをしてくるので、嫌で家出した。」 それまでにも、何回か母に同じようなことを話したが、子供の言うこととたかをくくられたのか、一切信じてもらえず 何回も悲しい涙を流した。 そして、ある日学校から帰ると、汚い家の台所で父がすごい形相で私を睨み付けました。 家には私と父しかいなかった。 父は「おまえー!母さんに言っただろ!殺してやる!」と私と掴んで、首を絞めた。 でも、私は抵抗しなかった。 私は父の奴隷だったから。「私は父さんの子。父さんが 死ねって言ってるから、死んでもいいや・・」 父が正気に返ったのか、私は廊下に落ちた。 しばらく動けなかった。 その後、父からの性的虐待は無くなったが、言葉や叩かれたり、キレたときは(父が)包丁を持ち出したりして、大変だった・・。 以上が私の体験です。 この体験が原因で私は、PTSDと言う病気を持っています。 私は19歳の頃から、精神科に通って治療をしていました。 現在は、病院に通っていませんし、お薬も服用しておりません。 ただ、医師からは病気が治るまであと約20〜30年かかると言われております。 私の場合、長い間虐待を受け、しかも信頼できる家族からの虐待なので、本当に長く時間がかかります。 信頼できる人がいなくて、一人だったので治療を始めるのが遅く、もちろん金銭的援助も無く孤立無援で戦ってきました。 体験者の方は、一人でも信頼できる人がいるのならば、人間としての尊厳を大切にしてくれる健全な人間関係を築き、早く心の傷を癒して回復し、一日も早く幸せになることを、心から祈っています。 お互い頑張りましょう。 心は必ず回復します。 |