危険ドラッグ3店舗に検査命令08月29日 18時55分
危険ドラッグの流通を防ごうと、厚生労働省の麻薬取締部が、全国の販売業者への立ち入りを行い、愛知県では、3つの店舗に対して販売しているドラッグに違法な薬物でないかを検査し、結果が出るまでの間、販売を停止するよう、薬事法に基づく検査命令を出しました。
厚生労働省の麻薬取締部は、危険ドラッグの流通に歯止めをかけようと、27日と28日、全国各地でドラッグの販売業者に対する立ち入りを行いました。
その結果、麻薬取締部によりますと、愛知県では、名古屋市中区の「梵梵堂名古屋店」など、3つの店舗で危険ドラッグが販売されていたということです。
そして、このドラッグについて、幻覚などの健康被害を引き起こす成分が含まれていないかを検査し、結果が出るまでの間、販売を停止するよう、店舗に対し、薬事法の規定に基づく、検査命令を出しました。こうした命令が出されるのは、初めてだということです。
検査は、国などが指定する検査機関で行われ、違法な成分が入っていた場合、薬事法違反事件として、捜査するとしてます。