各地で例年になく大雨や日照不足が続き、野菜の価格が高騰している。生育や収穫が遅れ、品不足になっているからだ。大手スーパーのイオングループとイトーヨーカ堂は仕入れ先からかき集め、30日から全国で安売りセールを始めた。

 イオン幕張新都心店(千葉市)の特設コーナーで野菜を買い込んだ主婦は、「天候不順でここまで値上がりするとは」と困っていたという。キャベツはこの日、セール前の半額の1個105円(税込み)で売られ、夕方に売り切れた。

 イオンは全国の約1500店で、20~30品目の価格を2~5割引きにした。ヨーカ堂の161店は約10品目を最大6割下げた。セールは、「野菜の日」の8月31日も続ける。

 農林水産省によると、キュウリやレタスの店頭価格も平年の倍で、「価格が戻るのは9月中下旬の見込み」という。(澄川卓也)