YAPCは帰ってブログを書くまでがYAPCということで(炭酸麦茶飲みながら)ブログを書いています。ブログ書くのはホント久しぶり。
以下では参加した経緯と自分が良いなと思った発表、イベントの全体的な感想を簡単に書いていきたいと思います。
YAPC初参加!
YAPC::Asia TOKYO 2014に参加してきました。今回がYAPC初参加です。
以前からYAPC良いよと先輩(@tk0miya)から色々と言われていたのですが、Perl使っていないし(仕事ではPHP、Ruby、Java、趣味でGoとかHaskell)なんで、行ってもボッチプレイしそうだなぁと思っていて行かぬまま2年くらい経過しました。
なぜ今回参加したかというと今の業務に関係のありそうな発表(データ分析、モバイルアプリ開発)と、興味がある低レイヤーの発表があったので申し込みしました。ほんとPerlとは無関係です...
参加した結果を一言で述べるなら「また次回も参加しよう」です。
目的の発表が聞けて満足したというのもありますが、それ以上にPerlコミュニティの熱さや懐の深さなどPerlの文化的なものに触れられたからというのが大きいです。
自分はあるコミュニティに属さずに一人で勉強ばかりしていたのですが、こういうイベントに参加して色々とやってみようという意欲が沸いてきたり何かのコミュニティに属して貢献したいと思ったりとプラスになる面がかなりありました。イベントの企画・運営した方々にはとても感謝しています。
またイベントが終わった後のパブでも@941さんをはじめ、初めて会ったのにも関わらず気さくに一緒にビール飲んだ方達(名前を聞いていなかった。。。)とも楽しくお酒が飲めて、良いコミュニティだなと思いました。
(無礼は承知ですが)Perlという言語はこれから爆発的に流行る言語ではないのかもしれないのですが、この言語を中心に育まれたコミュニティの文化というものはこれから色々な言語に引き継がれていくのかなぁと、(まともな思考ができない状態で)そう思いました。
良かったなと思った発表
以下は個人的に良かったなと思った発表です。
現在とあるECサイトの簡単なデータ分析業務の技術的サポート(ETL、Tableauのサポートなど)をしているのですが、今までWEBアプリやモバイル(Android)しかやったことがなく、データ分析についてはほとんど独学で素人同然でした(現在進行形)。そのため、データ量に対するアーキテクチャの決定やミドルウェアの選定などの指標があまり体系的に理解していませんでしたが、この発表を聞いて「こんな風にアーキテクチャ決めてけばいいのかな」と(なんとなくですが)指標のようなものが分かり、役立てていけそうだと思いました。
Mobile Application Development for Perl Mongers [ninjinkun x gfx] - YAPC::Asia Tokyo 2014
業務でAndroidをやっていて、gueei/AndroidBinding · GitHubをよく使っていたという経緯もあり、アクティビティ間でモデルの状態を共有するにはどうすれば良いかなど非常に共感して聞けたというのが大きかったです。
またアプリのバージョン管理についてもモバイルアプリ固有の管理方法など共感するものがありました。
自分の場合はBtoBのAndroidアプリで、アプリが配布先のお客さんによって使っているバージョンが異なり、リリースした過去のバージョンのアプリもバグフィックスなどサポートしなければならず、この辺のバージョン管理の本とか管理手法のデファクト的なのが出ても良いんじゃないかなぁと思いました。
Changing the tires on a moving car: a case study in upgrading legacy architecture - YAPC::Asia Tokyo 2014
これはGitHubの内部構造やリリース方法について知ることができたのが大きかったです。
かなり技術的な内容なので、あとでスライドをみて色々調べたいなと思っています。
Perl::Lint - Yet Another Perl Source Code Linter - YAPC::Asia Tokyo 2014
(自分は全くPerlを使っていないので、場違い感が半端なかったのですが...)
Perlを知らない自分でも静的解析のつらみのようなものや楽しさのようなものが伝わり、何よりトークがうまかったので、自分は非常に楽しく聞けました。
(泥臭いことも必要だなぁと再認識)
イベント全体的な感想
以下はイベント全般に関する感想です。イベントをより良いものにしたいという思いがあり、多少辛口になってます...
- 席が足りない
今回は参加者が多かったということもあると思いますが、もう少し広い部屋が良いなぁと思いました。
でも床に座っても問題なかったのでこれで良かったのかなとも思ったり。。。
- 発表間の移動時間が欲しい
見たい発表が教室をまたがっていることが多く、かつ、次の発表がすぐに始まってしまうので、2,3分程度トイレ休憩、移動時間があったら良いのかなぁと思ったり。
でも発表の数とかスケジュール考えるとこれでも良いかなぁとおもったり。
結局
不満なかったです!すごく快適に過ごせました。
あ、やっぱ部屋で無限コーヒー飲めたら良いかも。。。。