さて、みなさんはコミュ障と聞くとどのような人を思い浮かべるだろうか?
人の目を見て話せない?どもる?
そんなのはメールなり書類でコミュニケーションできるので障害でもなんでもない。
キーボード叩きながら「死ね!糞が!」などと小声でスリップノットのボーカルとかエミネムみたいな事を言っている?
私が働かざるをえなくなったコミュ障であり、私自身がコミュ障と定義するもの。
それは「自分自身が考えていることを相手が100%共有してくれていると思うが、相手の考えていることには一切斟酌をしない物体」だ。
人間のコミュニケーションは相手に100%伝達することなど不可能だ。
だからこそ確認とか様々な作業をするのだが「It」はそういったものは一切しない。
早口で「あれやって」とか言って相手が具体的な内容について確認を取ろうとすると「言ったでしょ。ちゃんと聞いてなかったの?」とかキレる。
で、相手が確認を怖がるようになり、手順などを間違うと「なんで確認しなかったの!」とキレる。
日常的に相手に対する罵倒をしているが、本人には相手を傷つけている自覚がない。
さっきまで「使えない」だの「高校生の方がマシ」だのと罵倒をしていた相手ににこやかに話しかけて、相手の引き攣った顔を気にすることもなく世間話をしている。
相手がまだ傷ついたままなんて事はまったく考えない。
こんな感じで一緒に働いた派遣やバイトの子を退職に追い込り、病ませてきた。
本人は自分を「厳しいが、きっちり仕事を教える人」というキャラクターだと思い込んでいるところが尚更たちが悪い。
確かに「It」と働いて残った人は有能だ。
だが、それは「It」が有能だからではなく、残った人がノルマンディーだろうが、サイゴンだろうが生き残れる特別な強者だったからにすぎない。
「It」の処遇に関してはこれまでも色々話し合ったりもしたのだけれど、「It」が上の人間には愛想がよく、チームとしてはさておき単品としてはそれなりに仕事が早いので、派遣の子がキレられて泣き出しちゃった時とかに呼び出されて叱られる事はあっても、みんな腫物扱いで余計な事をしようとは思わなかった。
ニャル子二期のopの爆弾のように誰も対策を取らずたらいまわしにされた結果、現在があるわけだ。
で、まわりまわってついに私のところに「It」がやってきた。
正直、私自身は腹芸が苦手な人間なのでさっさと「It」に彼女が職場においてどう思われているかを率直に伝え、人に教えたり、仕事の根幹に関わる事等には一切関わらせないつもりだ。
それでさっさと辞めてくれるならそれに勝るものはない。
まあ上も彼女と同性であるということと、私の性格を知って下につけたという事もあり、すでに「It」に対する処理の許可は得ている。
男から女の部下に対してやると色々とめんどいという空気によってこんな糞仕事を押し付けられたのはいささかならず業腹だが、「it」の存在を今後も許容し続けることの害に比べたら仕方がない。
そんなわけで世の女性の地位の向上などを考えていらっしゃるフェミな皆様にはすいませんがさっさとパージする方向で行きます。
なぜならあれは男女以前に人ではない「It」なので。
「コミュ障マジうぜえ」
それってアスペルガー症候群ってヤツじゃないの? 知らんけど。