昔、バイトで歯科助手を2年ほどやっていたことがあります。
もちろんあくまでも助手なので、医療行為はやってません。・・・が、結構いろいろと参考になったことがあるので、残してみようと思います。
- 歯医者に行く時に知っておきたいちょっとしたコツ4点
1)倒される前に唾液は飲み込んでおく
あの「ゴーーー」ってやつはバキュームといって、唾液を吸い込むためにありますが、(知っとるわ)助手の方のスキルや、口の形、治療する歯の場所によっては吸いにくい時があるので最初に唾液を一度ぐっと飲み込んでおいた方がすぐ水がたまらなくていいかも。
私は昔扁桃腺切除の手術をしたせいで、喉が大きくあいているので、結構水がたまると苦しくなるタイプです。(知らんがな)
2)目は閉じた方がいい
目を開いてギョロギョロしている人もたまにいましたが、治療中はあの「キーン」となるタービン(ドリル)から、水が噴射されています。
金属を外す時は金属片が飛ぶかもしれないし、水も目にかかることもあるので、できれば目を閉じておいた方がいいです。
目が開いてると、こちらとしてはちょっとだけ、気にはなります。(私は。)今はタオルをかけてくれるところも多いですね。
3)舌は動かさない方がいい
舌は動かさない方がいいです。というか、あまり意識していないと思いますが、べろんべろん動く人、たまにいます。なので、バキュームなどでおさえつける必要があったりして、ちょっとしんどいし、実は危ないです。
そっと舌は寝かせておけるようにできると危なくないし、バキュームで喉にたまった水を吸いやすくなります。
4)鼻が詰まっていると時と口角炎の時はいかない方がいい
鼻が詰まっている時は口で息をすると思うんですが、これだと治療中苦しくなってしまうことが多いので、できれば避けた方がいいと思います。
そういう点で、花粉症の季節が始まる前、そう、この秋くらいからが最適なシーズンかもしれません。
あと口角炎の時も口が開けにくい&痛いので辞めておいたほうがいいと思います。
- 私が思う「いい歯医者さん」ポイント4点
1)患者が痛いと言う時に無理して治療しない
今はこういうお医者さん増えましたが、昔はひどかったと思います。麻酔が効いてないのに治療をすすめるお医者さんはあまりいいお医者さんではないと思います。
時間をおいてくれるとか、薬だけ塗って次の機会にしましょう。って言ってくれる人の方がいいと思います。
2)歯の神経を簡単に抜こうとしない
できるだけ神経は残す方がいいです。神経を抜くと歯がもろくなったり、黒くなったりしてしまいます。長期的なことを考えると、基本的には抜かない方が絶対いいです。
なので、ちゃんとレントゲン写真を見せて、抜く必要があるのかを説明してくれる先生がいいと思います。
3)噛み合わせを時間をかけて丁寧に確認してくれる
詰め物などをする場合、実は一番大切なのが「噛み合わせ」。 噛み合わせが適当で、噛んだ時に「高い」と感じたりすると、それだけで痛みが続いたり、ほかの場所に影響するのでご飯がおいしく感じなくなったりします。
噛み合わせが気持ち悪い時はちゃんと伝えた方がいいと思います。
4)何をしているか教えてくれる
歯医者が怖い理由の中には、「口を拘束されている」ことと「何やってるかわかんない」ことがあるかと思います。
「麻酔しますね」「風をかけますね」くらいは言ってくれる先生が多いかと思いますが、「ちょっと押す感じがありますよ」とか 「苦いですよ、ごめんなさいね」「あと角をちょっと落とすだけですよ」など、状況を細かく伝えてくれる先生はいいなと思います。
- 私が思う「良くない歯医者さん」とは
1)助手の方に偉そう
やたら助手の方に偉そうにするお医者さんは、自分の腕に過剰に自信があって見下しているタイプか、イライラしがちな人。
仕事でもそうですけど、共に働くメンバーに対して偉そうにする人は基本あんまり信用ならんと思います。
以上、ちょっとしたことですが経験から残してみました。
産後、今少し通院していますが、あんまりハズレな歯医者さんが最近いないような気がします。
昔に比べてそこまで削らなくてもよくなったりしたそうなので、その分痛みも感じにくい治療が増えたのかもしれないですねー。
おやすみなさい