トップ > 長野 > 8月21日の記事一覧 > 記事
長野消防団員ら肩落とす 松本の不明男児遺体発見
松本市の市アルプス公園で行方が分からなくなっていた同市蟻ケ崎台の小学一年ジョーヘサン君(7つ)は二十日、近くのJR篠ノ井線の線路内で遺体で見つかった。懸命の捜索活動を続けてきた市消防団員らは肩を落とした。 アルプス公園は丘陵地にあり、面積は約七十一万平方メートルと広い。消防団員や松本署員らは行方不明となった十八日午後から二十日午前まで最大で約三百人態勢で捜索した。公園内や付近の住宅、急斜面の雑木林などを探したが、ジョ君は見つからなかった。 遺体が発見された市内島内の線路付近にはアルプス公園へつながる遊歩道が二本ある。公園の関係者によると、公園から遊歩道を下るには大人の足で三十分ほどかかる。署員らは線路付近は捜索していなかったという。 市消防団の村山孝信団長(49)は「見つけてあげられなかった。いつごろ亡くなってしまったのかなど事実を知りたい」と声を落とした。公園内の食事処(どころ)「まきば山荘」のパート従業員女性(50)は「今まで迷子はあっても無事見つかっていたので悲しい」と沈痛な面持ちで話した。 ◆遺族「心優しい子だった」亡くなったジョーヘサン君(7つ)について、遺族が家族一同として、警察や消防団の捜索に感謝を示したコメントを報道機関に寄せた。 アルプス公園一帯で三日間にわたった捜索活動に「広い山の中を早朝から深夜までお手伝いしていただき、誠にありがとうございました」と感謝した。 ジョー君について「心優しい、明るい子でした」と振り返り「魂が安らかに眠るよう、今は静かに見送りたいと思います」とつづった。 PR情報 おすすめサイトads by adingo
');
}
// -->
|
Search | 検索