2011年04月30日

ダライ・ラマ法王による東日本大震災犠牲者四十九日(七七日忌)特別慰霊法要

護国寺本堂右側.jpg
4月29日 護国寺にて。
14:00〜16:00予定

29日は
昭和天皇(神道)のご生誕日に
ダライ・ラマ法王猊下(仏教)が東京で「東日本大震災犠牲者四十九日(七七日忌)特別慰霊法要」をされ、
TVじゃウィリアム殿下の結婚式(キリスト教)が全国放送されるという、
ザ・日本!!な日でございました。

外国人から見たらワケ分からんと思いますw


さて、
護国寺駅を降りてすぐに
やると聞いてたボディチェック。
やり方は金属探知機のゲートを潜る。
チェック済みのサインとなる黄色のシールを胸元に貼ってもらい境内へ。
(このシールをおでこに貼ってる人がいて吹いてしまったw)

早めの乗り込み(12時半)&ペットボトル持ち込み禁止の為に、
実質5時間近く飲まず食わずでした。
(トイレに行かずに済んだという利点有り)

境内をプラプラしながら時を待つ。

時間が過ぎるにつれ、
境内に並べられた椅子が足りない状況になってくる。
(あれは単純に数えて1000近くあったと思うんだよねぇ)

時間になり
ダライ・ラマ法王猊下がご来場。

チベット仏教の高僧らしき方を始め、
色んな日本の僧侶を伴い本堂へ。

本堂に入られる際に後ろを振り返られてご挨拶。

仏像の前に到着されるや五体投地。
境内にどよめきが起こった。
自分も五体投地を生(厳密にいえば境内にある巨大モニター)で見たのは初めてだった。

そして法要。
この時の猊下は自由だと思ったw
周りの僧侶がお経唱えている間、薬(のど飴?)食べたり
入口で最初に来た人に配られたチベット仏教のお経を日本語で書かれた冊子を眺めたりw

あぁ、ダライ・ラマ法王猊下といえど人間なのだなぁ…と。

そしてこの法要の最中に後から後から境内に入り、ご焼香をされる人・人・人…
最終的には2〜3000人ぐらいになったんじゃないだろうか?

法要は終盤を迎え、
日本の般若心経で声が多くなった頃…雨が降ってきました。

しかも段々と強くなってきたので
遂に皆が雨宿りをするために席を立ち始める。

ダライ・ラマ法王猊下がほぼ誰も椅子に座らなくなった境内の様子を見て驚かれてた(ように見えた)

そして説法が終わり、
雨だから車で帰られる事になったのか、
境内に車が2台入ってきて
法王猊下が外に出られた瞬間にピタリと雨が止んだ。

軒先に手を伸ばされ雨が降ってないのを確認されると、
車に乗らずに境内の鐘を突かれて
(その間に横綱・白鵬が帰って行った)
人波の中を悠然と歩いて帰られた。


…説法が前半がチベット語で後半で英語を話されていたり
携帯電話をマナーモードにしておけば、撮影&録音可能だったり
あの人波の中を敢えて帰られた姿を見ていると
どう表現して良いのか分からない法王猊下の「覚悟」のようなものが垣間見えた気がした。
posted by ふじな at 01:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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