インドゾウ作の絵画、売り上げは保護活動へ インド
2014年08月29日 13:05 発信地:ニューデリー/インド
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×インド・ニューデリー(New Delhi)で開催中の展覧会「Ganapati to Gajah(ガネーシャからガジャへ、の意)」で、シンガポールに拠点を置くアルパナ・アフージャ(Alpana Ahuja)さんがゾウの足跡を利用して作成した絵画(2014年8月28日撮影)。(c)AFP/SAJJAD HUSSAIN
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【8月29日 AFP】インド・ニューデリー(New Delhi)の高所得層向けの画廊では、インドゾウ(アジアゾウ)によって描かれた作品が販売されている。絶滅が危惧されているこの動物を保護するための資金集めが目的となっている。
「名作」となった明るい色彩の巨大な足跡は、画家のアルパナ・アフージャ(Alpana Ahuja)さんがバナナやその他のおやつを使って、雌のゾウ、フールカライ(Phoolkali)を誘導したことで実現したもの。フールカライは以前の飼い主から虐待されていた。
秘訣(ひけつ)は、ゾウがご機嫌のときに、足に塗料をそっと塗って巨大なキャンバスに押すことだと、アフージャさんは語った。
フールカライの絵画はニューデリーにあるアートスパイスギャラリー(ArtSpice Gallery)で展示されており、同画廊のアートディレクターのバビタ・グプタ(Babita Gupta)さんによると、絵画の売り上げはゾウの保護活動資金に充てるとしてる。展示は9月19日まで。(c)AFP