「104年前の庚戌国恥を忘れてはならない」

韓国各地で追悼式や安倍政権糾弾集会

 庚戌(こうじゅつ)国恥(庚戌年〈1910年〉の韓国併合)から104年となる29日、韓国各地で追悼式や日本の安倍政権を糾弾する集会が行われた。

 光復会は29日、世宗路公園(ソウル市鍾路区)で追悼式を行った。光復会中央会とソウル・京畿・仁川支部など15団体・約850人が参加した同式で、光復会は「韓民族なら骨の髄まで深く刻み、忘れてはならない庚戌国恥を想起し、日本の安倍政権の反歴史的な言動を厳重に糾弾する」という声明を発表した。釜山・大田・清州各市でも同様の行事が行われた。また仁川・光州・大田各市、京畿道、済州島、京畿道九里市など一部の地方自治体は弔旗を掲揚した。

 今から104年前、庚戌年の1910年8月29日、大韓帝国の李完用(イ・ワンヨン)首相と寺内正毅・第3代韓国統監が調印した条約が公布され、韓国は日本の植民地になった。

ウォン・ソンウ記者
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