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甘利大臣「消費支出落ち込みは天候が影響」8月29日 13時28分
甘利経済再生担当大臣は閣議のあとの記者会見で、4か月連続の落ち込みとなった先月の家庭の消費支出について、天候不順の影響が大きいとして消費の動向を悲観的に見ていないという認識を示しました。
この中で甘利経済再生担当大臣は、「週末ごとに台風などの自然災害があり、特に家電製品の販売は家族で買いに出かけようというところで出はなをくじかれ、大きな影響を受けた。それなりの原因があるので、悲観的になる必要はない」と述べました。
また、麻生副総理兼財務大臣は、「先月は日曜日に雨が多く降るなど、悪天候の影響もあると思う。一方、先月は小売業の販売額が前年の同じ月と比べて0.5%のプラスに転じ、消費増税の影響は少しずつ薄らいでいるという認識を持っているが、もう少し注意深く見ないといけない」と述べました。安倍総理大臣は、ことし11月に発表される7月から9月のGDP=国内総生産などの経済指標を見て消費税率を10%に引き上げるかどうかを判断することにしていて、GDPのおよそ6割を占める個人消費の動向が注目されます。
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