殺虫剤の注文殺到、メーカーの株価も上昇
2014年8月29日6時0分 スポーツ報知
デング熱の感染者が新たに見つかったことを受け、殺虫剤メーカーにはスーパーやホームセンターなど小売店から在庫の確認や注文が相次ぎ、株価も上昇した。
東証2部上場のフマキラーは、株価も値幅制限いっぱいの407円高のストップ高で上昇率は24.46%。東証1部のアース製薬も大幅に上げ、終値は320円高の4285円、上昇率は8.07%だった。キンチョールを扱う大日本除虫菊にも、小売店などから在庫確認などの問い合わせがあった。
各メーカーとも売り上げは6~8月がピークとされるが、温暖化の影響から9、10月でも商品は売れ続けるという。各社とも「即品切れになるようなことはない。在庫は十分ある」としている。