中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

金子 投手3冠 両リーグトップ12勝

2014年8月29日 紙面から

オリックス−ロッテ 先発し力投するオリックス・金子=ほっともっとフィールド神戸で(佐伯友章撮影)

写真

◇オリックス4−0ロッテ

 オリックスが無失点勝利で3連勝。金子は7イニングを3安打でリーグトップに並ぶ12勝目。打線は4回にT−岡田の二塁打で先制し、犠飛2本で加点。8回には駿太のソロで突き放した。ロッテは涌井が制球難で今季最多の借金13。

     ◇

 危なげなく、スコアボードに0を並べていった。オリックス・金子は7イニングを3安打無失点で、同僚の西に並んでリーグトップの12勝目。「勝つためにやっているけど、勝ち星のためではない」と数字に興味は示さなかったが、防御率、奪三振に加えて投手3冠目を手にした。

 立ち上がりからテンポよくアウトを積み重ね、5回2死まで無安打投球。そこから加藤、高浜に連打を浴びて一、三塁となった。しかし田村を三振に仕留めると、その後は相手打線を寄せ付けなかった。終わってみれば、得点圏に走者を背負ったのは、5回だけだった。

 疲労による7月末の出場選手登録抹消後、初の中5日での先発となったが、きっちり仕事を果たした。次回登板は9月2日からの首位・ソフトバンクとの3連戦が確実。106球でお役ご免となったのも次回登板を見越してのものだ。大一番となるが「試合に臨む気持ち、調整方法は全く変わらない」とあくまで自然体だ。

 チームは3連勝で、首位と1・5ゲーム差につける。エースは「(優勝争いは)考えてないこともないけど、そこまで意識はしていない。僕たちはまだ2位。勝ち進むしかない」と言う。一戦一戦、勝っていくだけだ。 (五島大裕)

 

この記事を印刷する

PR情報

おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ