蹴球探訪
英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
サイ・ゴダード(3月18日)
トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事
【プロ野球】沢村 1年2カ月ぶり完封2014年8月29日 紙面から
◇巨人4−0阪神巨人は沢村が今季初完封勝利をマークした。わずか2安打に抑え、7月6日以来の2勝目を手にした。打線は1回に橋本の先頭打者本塁打で先制し、2回に4連打で3点を追加した。阪神の藤浪は序盤の4失点が響き3連敗となった。 ◇ 激しく首位を争う宿敵を、力でねじ伏せた。巨人・沢村が最高の投球でチームを救った。9回も2死を奪い、ラストも真っ向勝負。カウント2−2から内角へ投じた直球に鳥谷のバットはまったく動かなかった。2安打しか許さない完封勝利。今季2勝目を手にした沢村はひとほえした後、両手を高々と掲げた。 「うれしいです。久しぶりの勝利だったので、ホッとしています」。昨年6月13日のオリックス戦(京セラドーム大阪)以来となる完封勝利で2位・阪神とのゲーム差は2・5に。7月6日の中日戦(東京ドーム)以来の白星は価値ある1勝となった。「こういう投球ができてよかった…」。沢村は白星の味をじっくりとかみしめた。 21日のヤクルト戦(神宮)の6回、バレンティンに2ランを献上。沢村は一週間の調整中、苦い記憶を忘れなかった。被弾は外角を狙った球がシュート回転して真ん中へ入った。反省した右腕はしっかりと球を投げきることを心掛けた。 肩が開かないように最後まで腕を振る。練習ではこのことに神経を注いだ。その積み重ねが実となった。この日は捕手の小林が構えたところに剛球が次々と吸い込まれ、今季最多の10奪三振。三塁を踏ませぬ快投につながった。 バットでも2回に左中間へ適時二塁打。「きょうに関しては見事」と合格点を与えた原監督の期待も、次回に向けて高まる。「またこういう投球ができるように頑張ります」。きっぱりと言い切った沢村。足踏みした分、これから白星を積み重ねていく。 (川越亮太) PR情報
おすすめサイトads by adingo
|