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【大リーグ】

青木、V打で2位と2.5差

2014年8月29日 紙面から

◇ロイヤルズ6−1ツインズ

 安打製造機が息を吹き返した。ロイヤルズの青木宣親外野手(32)は27日、地元カンザスシティーでのツインズ戦で1回に21打席ぶりの安打を放つと、8回には決勝打をマーク。6−1で勝ったア中地区首位のロ軍は、7月22日から34戦26勝の快進撃で、この日敗れた2位タイガースとの差を2・5ゲームに広げた。

 信頼回復の一打だった。8回、1−1の同点に追い付き、なお1死一、二塁で迎えた第4打席。エース右腕ヒューズが外角低めに投じた宝刀ナックルカーブを拾った打球は、遊撃の頭を越す決勝安打となった。「自分が決めることしか考えていなかった。あの場面で打てたのが全て。一番大事なところで1本出た」。共同電などによれば、青木は安堵(あんど)の表情で語った。

 第1打席の幸運が大きかった。ゴロの打球が一塁手の寸前でイレギュラーバウンド。これが実に出場6試合、21打席ぶりの安打となったおかげで、青木は「早く気持ちを切り替えられた」と、8回の殊勲打につなげた。「ノリのような経験豊富な選手が必要だ」とヨースト監督。不振による気分転換も兼ねて25、26日は先発を外されたが、これで完全復活できそうだ。

 

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