蹴球探訪
英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
サイ・ゴダード(3月18日)
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【サッカー】アギーレ監督 サプライズ連発 “新顔”7人を招集2014年8月29日 紙面から 遠藤、今野、内田らW杯出場組が11人外れ、初代表は武藤、森岡ら5人。代表キャップ0の林、柴崎を加えれば“新顔”は計7人に上る。「過去の代表リストは関係ない。全員がゼロからのスタートだ」。新生代表にふさわしく、平均年齢は25・43歳と世代交代が色濃く表れた選考となり、アギーレ監督は「若手、ベテラン、初招集、国内組、海外組も区別しない」と横一線を強調した。 最大のサプライズは坂井と皆川の存在にほかならない。坂井は大卒2年目、皆川は同1年目でともに控え選手。皆川は今季7試合出場2得点。坂井にいたっては、わずか4試合に出場しただけの無名センターバックだ。それが経験や実績は関係ないというメッセージなのは明らか。その上で、背景の一つに「左利き」という要素があるようだ。 ザック体制下で、左利きは本田、西川の2人のみだったが、アギーレ監督はそこに田中、扇原、坂井の新参者を加えて計5人。 「相手より球を持ち、相手より攻撃を仕掛けるが、バランスも取れたチームを見せたい」とは、メキシコ人指揮官が掲げるチーム構想だ。坂井は左足のフィード力に優れ、対アジアではボールを保持するスタイルの重要度が高まる。前後左右、立体的に効率良く攻め込む理想像のカギに、「左利き」があるのは間違いない。 さらに、“新顔”7人のうち、身長180センチを超えるのが5人。指揮官が「走って、戦える選手」を求める中、W杯を見据えた大型化という新たな基軸も見え隠れする。 当面のターゲットは来年1月のアジア杯(豪州)。「(年内に)6試合ある。パスした選手がアジア杯に進む」とアギーレ監督。4年後のW杯ロシア大会に向け、「ゼロ」からの競争が始まる。 (松岡祐司) PR情報
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