中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > スポーツ > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【スポーツ】

<首都スポ>’14夏甲子園 青春の賛歌 カメラがとらえた関東9校

2014年8月29日 紙面から

中前に落ちかけた飛球を春日部共栄・二塁手の佐野(右)が背面キャッチ=甲子園球場で

写真

 台風の影響で開幕が2日順延した第96回全国高校野球選手権大会は、大阪桐蔭(大阪)が2年ぶり4度目の優勝を飾り、甲子園球場での14日間にわたる熱戦が25日幕を閉じた。関東勢は高崎健康福祉大高崎(群馬)が8強入り。二松学舎大付、東海大相模など9校の戦いぶりを本紙写真記者がとらえた写真で振り返ります。

 大会歌「栄冠は君に輝く」は、2番の歌詞で言う。

 若人よ いざ

 一球に 一打にかけて

 青春の賛歌をつづれ

ヘッドスライディングで一塁を狙う作新学院の添田

写真

 今年の夏は、雨のいたずらで「雲はわき 光あふれて」とはいかなかった。それでも、球児たちのひたむきさは変わらず、一球、一打に青春の賛歌を聴いた。

 彼らの涙と汗は飛び散ってスタンドまで届き、観客の胸までも熱くした。甲子園に選ばれた選手たち全てに栄冠は輝き、それを支えたアルプスの人たち、高校野球を愛する内外野の人たちにも栄冠は輝いたと信じる。

 不滅の名曲「栄冠は君に輝く」を作詞した加賀大介は球児だった。試合で負ったけががもとで、右足を切断した。それでも野球を愛し続け、球児たちに未来を託し、見事な詞は生まれた。

汗を飛ばしながら力投する二松学舎大付の大黒

写真

 この夏も、加賀が愛した青春の賛歌を確かに聞いた。 (満園文博 編集委員)

     ◇

 首都圏のアスリートを全力で応援する「首都スポ」面がトーチュウに誕生。連日、最終面で展開中

 

この記事を印刷する

PR情報

おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ