失望と呆然の丹羽仁史の中間報告 - 小保方晴子のためにリストラされる200人

昨日(8/27)、丹羽仁史による「STAP細胞」検証実験の中間報告があり、それに先だって、改革案である「行動計画」が会見で発表された。それによると、理研CDB(発生・再生科学総合研究センター)を大幅にリストラし、40ある研究室の半数を廃止または他の拠点に移管し、人員を半減させる。CDBの名称(看板)も変わり、400人のうち200人が削減の対象となる。毎日の記事では、「とんだとばっちりを受けた」と嘆く現場の声が紹介されている。この「改革案」は、例の岸輝雄の改革委による6月の提言、すなわちCDB解体の要求に対応したものだが、結果的に、小保方晴子の不正とは何の関係もない研究員たちが事件の責任をとらされ、尻拭いの始末を押しつけられる羽目になった。日経は、野依良治や川合眞紀がそのまま続投する点に不満の意を示し、「実効性のある改革が進むかは未知数だ」と書いている。CDBの組織半減のリストラの中味は、須田桃子の毎日がネットに上げてくれている「行動計画」の全文概要を見ることで分かる。CDBには5つのプログラムが事業体として動いているが、そのうち、(1)中核プログラム、(2)センター長戦略プログラム、(3)先端技術支援開発プログラムの3本が廃止になる。高橋政代が統轄する(4)再生医療開発推進プログラムは無傷で、若手研究者が多岐多彩にやっている(5)創造的研究推進プログラムも、廃止される他のプログラムから研究者を受け入れて生き残る。

簡単に言うと、CDBの中で、竹市雅俊と笹井芳樹が中心になって動かしてきた研究事業が全滅になり、コアメンバーだった幹部クラスが追い腹を切って店じまいする形になっている。具体的には、林茂生、松崎文雄などがそうだ。丹羽仁史もそうだろう。リストラされる200人は、解雇されるわけではなく、他のラボに配置転換されるだけだが、全員が神戸に残留できるという計画にはなっていない。これまで、竹市雅俊の直属の配下で研究してきたマチュアな者たちは、楽園の神戸を追われ、横浜か和光に移らされるか、国内の他の研究機関に引き取ってもらうか、海外に新天地を求めて就職先を探すことになる。家族がいて、持ち家があり、東京に引っ越すのが難しい境遇の者も少なくないだろう。東京と違って、関西は機会が少ない。関西の大学や病院や企業に拾ってもらえない者は、今後の身の振りに難儀させられるに違いない。CDB城の落城。秀吉である笹井芳樹が死に、淀殿である竹市雅俊の最期と共に、大阪城が炎上する情景が目に浮かぶ。科学研究者は単なるサラリーマンではない。単純労働者ではない。雇用が確保されれば、それで何も問題ないということはない。一人一人に専門分野があり、研究課題と目的があり、譲れないテーマと夢と自負がある。そうした事情を考えると、CDBのリストラが個々の研究者にとってどれほどの苦難と不条理か、われわれは十分に想像することができるはずだ。

この報道に思うことは、いつもながらの日本式の責任のとり方とらせ方のパターンである。下に責任をとらせる。下に責任を引き受けさせる。被害者であるはずの末端が、上の責任を被らされて処罰を負わされる。 迷惑を蒙る。野依良治は無傷だ。竹市雅俊もセンター長は解任だが、特に何の咎めも受けるわけでもなく、円満な定年退職同然の処遇で責任から解放される。何より、事件を起こした張本人の小保方晴子は、責任を免除され、言及されず、不正事件に対する理研の反省と懺悔を形にした宣言であるはずの「行動計画」から隔離されている。マスキングされている。まるで、先の戦争と戦争責任における昭和天皇そのものだ。昭和天皇に戦争責任が問われず、被害に遭った国民が責任を負わされたように、この捏造事件では、不正とは何の関わりもない理研の研究者たちが責任をとらされている。今回の措置は、岸輝雄の改革委の提言に従った決定であり、形式的に国民の前に理研が身を切る改革をアピールし、不始末の責任を明らかにする手続きと趣旨のものだ。しかし、この「行動計画」が着手実行されることによって、実害を受け、人生に傷を背負わされ、理不尽な代償を支払わされるのは、小保方晴子の不正とは無縁の研究者たちなのだ。東電幹部と福島県民の関係も同じだろう。中間処理施設であれ、漁場の海への高濃度汚染水放出であれ、あの事故(事件)の責任をとらされているのは、被害者である福島県民である。

勝俣恒久や武藤栄や班目春樹が悠々自適でいるように、小保方晴子は、理研が用意した黒塗りのタクシーで重役出勤し、理研が提供したボディーガードに守られ、理研が支払う高給を銀行口座に振り込まれ続けている。そして、7月から2ヶ月間は、予備実験と称し、体調回復の猶予の時間が与えられ、お茶を飲んだり、実験マウスのカットの練習に勤しんだりしているのだそうだ。何の責任も問われていない。日本人は、こういう大きな事件の場合、なぜか最も責任の重い人間を最初に免責する。その者に責任はないという物語と図式を作り、安全圏に避難させ、公衆の前で口を開かせない。査問せず、証言させようとせず、善人に仕立てて祭り上げる。リストラされる200人は、広島長崎の原爆で命を落とした無辜の人々だ。昭和天皇の身代わりで服毒自殺した近衛文麿は、「あなたのせいではない」と遺書を残して首を縊った笹井芳樹だ。絞首刑になった東条英機だ。比喩の構図を肉付けすれば、荒木貞夫や鈴木禎一は竹市雅俊だろう。小保方晴子を特権的に擁護し、小保方晴子に指一本触れさせまいとしている安倍晋三と下村博文は、さしずめマッカーサーとウィロピーだろうか。であるなら、野依良治は吉田茂ということになる。CDBは陸海軍。武田邦彦は大川周明。戦前、天皇を神として崇め、狂信的に帰依し拝跪した連中は、今の小保方擁護派のヒステリーの面々と重なる。この連中は、事件(=戦争)は批判し、天皇(=小保方)の周辺の責任は厳しく問うけれど、天皇そのものは無謬で善人で、何の罪も責任もないと言い張るのである。

丹羽仁史の中間報告の会見について、いわゆる「STAP細胞」の存否をめぐる問題に関しては、古田彩などが解説と視点を提供していて、それらの議論に注目したい。会見で愕然とさせられたのは、その報告の中味ではなく、質疑応答の態度であり、その緊張感のなさだった。正直に驚いたのは、3週間前に笹井芳樹が自殺したという深刻な現実が、そこに気配として寸毫も感じられず、衝撃が尾を引いてなかったことである。淡々ととか、平然とというよりも、ふてぶてしく、ぶっきらぼうに、憮然とした様相すら見せて、質問を軽くいなすように、この男はこの時間を事務処理して済ませていた。映像を見ながら、会見を中継するPCの前で強い違和感を私は覚えた。それは丹羽仁史の性格なのだろうけれど、こんなことがあるのかと、倫理的な反発を感じたのだ。笹井芳樹の死の直後、報道陣の前に姿を現した 竹市雅俊は、すっかり憔悴してうなだれていた。普通の人間なら、精神的に甚大なショックとダメージを受けるもので、3週間の時間を挟んだとしても、相当な動揺を引き摺るものだ。丹羽仁史は笹井芳樹の麾下のCDBの精鋭で、最高かつ最重要の戦略プロジェクトである「STAP細胞」のチームに入り、参謀として笹井芳樹を補佐する要職にあった。小保方晴子の捏造とその発覚による事件発生と、その後の騒動の進展の中で、丹羽仁史が何らか勇気を出して善処に動いていれば、笹井芳樹の悲劇は避けられたはずだ。少なくとも、丹羽仁史はそれが可能な立場にいた関係者だったはずである。

自分の迂闊のせいで笹井芳樹が死んだと、そういう反省の感覚は丹羽仁史にはないのだろうか。自分の責任は小さくないと、自責と後悔の意識に苛まれることはないのだろうか。今回の中間報告は笹井芳樹の霊と向き合った神聖なものだと、そういう切実な自覚や認識はないのだろうか。不思議なほど、そのような心理的重圧を感じさせられる言葉がなかった。丹羽仁史の会見は、3週間前に笹井芳樹が自殺したことを忘れさせるような、そんなことがあったのかと開き直るような、そんな話が嘘か幻と思えるような、真剣な覚悟のない不誠実な会見だった。笹井芳樹の霊に正しく詫びる中間報告ならば、科学者の良心に立ち戻って、人間として恥ずかしくない内容と結論でなければならなかったはずだ。理研の組織防衛の姑息な術策の一部とか、安倍政権の小保方擁護の政治への貢献とか、そういう動機や目的でやってはいけなかった。昨日(8/27)の会見内容は、笹井芳樹が自殺する前の、8月上旬の段階で発表する元々の原稿が、そのまま単調に読み上げられたものだ。人が一人死んだというのに、笹井芳樹が命を絶ったというのに、発表に何の変更も加えていない。報告に何の影響もない。そんなことが許されるのだろうか。どれほど「検証実験」を繰り返しても自家蛍光しか確認できず、先へ進めないお手上げ状態であることは、5月末にすでに一部で報道されていた。22回の実験失敗に何日間費やしたのかは知らないが、5月末時点の事実が確認されただけにすぎない。そこからこれだけ時間をかけて、何を分析し検討したのだ。

中間報告で発表するべきは、「STAP細胞は存在しないと判断して実験を中止する」の一言だった。それが科学者として提出するべき結論だった。昨日(8/27)の丹羽仁史の会見は、きわめて政治的に練りに練った成果で、まさに政治の腐った試料をこれでもかとコンタミし、ブレンドし培養して再構成した「論文」に他ならない。その目的の一つは、「STAP細胞は存在しない」という蓋然性を世間に周知させることだ。専門家の知見を提示し、科学的な判断と認識において、「STAP細胞」が存在する可能性を消して潰すことである。そうすることで小保方晴子の周辺の外堀を埋め、自発的なギブアップと退場を促す環境を作ったと言えよう。今後、ワイドショーのネタである「STAP細胞はあるのかないのか」のフレーズは、世間の関心として通用する効力を失い、芸能タレントの口からも安易に発せられなくなることが予想される。「あるのかないのか」の二者択一が成立し得ないほど、「ある」方の信憑性が失われたからでる。丹羽仁史の報告は、野依良治の「行動計画」と表裏一体のもので、「行動計画」では、理研は「STAP細胞」の研究事業を完全に捨てている。11月に竹市雅俊が退任し、3月までに新センター長が人事された時点で、理研に「STAP細胞」の身の置き場所はなくなっているのだ。目的のもう一つは、前者とは矛盾するが、小保方晴子の「再現実験」を正当化し保障することである。今回の中間報告では、「再現実験」とは言わなくなり、「検証実験」の一部という扱いになっていた。丹羽仁史と相澤慎一は、「検証実験」の報告内容の対象を「C57BL/6マウス」に限定するという小細工を弄した。

この説明によって、それ以外のマウス、129系統のマウスについては中間報告の実験結果と結論の限りではないという留保を引き出し、さらに3月まで「検証実験」を続ける根拠を工作したのである。官僚科学者らしい詭弁であり、4月の笹井芳樹の華麗な詐術手法を想起させる。4月から8月まで、4ヶ月も時間があるのに、どうして129系統のマウスでも確認をしなかったのか、その物理的条件はなかったのか、そもそも「検証実験」を設計した時点でどうだったのか、という、核心を衝く質問は会場からは発せられず、煙に巻かれて会見は終了した。まるで、精神薄弱者を装って演技しているかのような、支離滅裂で呂律の回らない相澤慎一の説明は、どうやら人を欺くゴマカシの論法が狡猾に意図されていたのか、前回の会見では11月末で必ず打ち切ると断言していた小保方晴子の「再現実験」の期限を、3月末まで延期して様子を見るというニュアンスに変えてその場を突破した。11月末に懲戒解雇必至だった小保方晴子の処分が、周到に、来年3月まで「検証実験」延長という方向に先延ばしされ、その空気が固められてしまったのである。11月末に、小保方晴子の「再現実験」は何らかの報告を要請されるに違いないが、そこで強制終了にはならないということが、曖昧ながら担保され暗示された格好になっている。小保方晴子の側からすれば、丹羽仁史が3月まで「検証実験」を堂々と続けるのに、どうしてコツを知っている自分だけが11月で中断を余儀なくされるのだと、そういう言い分を立てられる。逃げ道を確保できる形になる。つまり、理研は、小保方晴子に馘にならない逃げ道を用意してやったのだ。

以上、二つの目的を考察したが、丹羽仁史の中間報告は政治まみれの汚いものだった。市民から見て、科学者の良心も誠意も欠片ほども感じられない、そして、死んだ笹井芳樹の霊に対して失礼な、科学を冒涜するものだった。失望させられた。憤りを禁じ得ない。



by yoniumuhibi | 2014-08-28 23:30 | Trackback | Comments(24)
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Commented by tombo1960 at 2014-08-28 21:10 x
小保方晴子やSTAP細胞の記事、報道が出るとつい見てしまうのは、もはやSTAP細胞に関心があるからでも小保方晴子に興味があるからでもない。日本にはもっと深刻な問題が多くある。しかしそれでもつい見てしまうのは、この事件に今の日本のいかがわしさ、そしてそれを許している自分たちの曖昧さやいい加減さを見る思いがして、見ずにはいられないのだ。事件の展開がこうなってほしくないという方向に見事にはまっていく不思議。
ただ、こういう問題が生じた時の日本の組織の優柔不断で組織防衛的な動き方は、情けないほどよくわかる。どうにも理解不能なのは小保方晴子の行動である。苟も学問の世界に身を置いたのであれば、こんな不始末をしでかしたら立ち直れない自責の念に駆られ、自ら真っ先に謝罪して身を引くのが常人の感覚ではないか。たとえいかに周囲から慰留され慰められても、自分の人間としての倫理観にかけて、そうしないではいられないのではないか。ところがそうせず、言い訳、言い逃れを繰り返し、弁護士に頼り、再起というか保身をはかるなど、理解の限界を超える。
こういう姿を目の前にすると、なにか目を背けたくなるような、異様なものを目にしたような気になる。
Commented by at 2014-08-28 21:35 x
神戸のみならず理研全体・周辺まで、大きな人事の混乱が起きるわけですが、ドサクサに紛れてkahoさんが変な処遇を受けないかと気がかりです。
Commented by 通りすがり at 2014-08-28 21:37 x
tombo1960さんの、仰るとおり、もう日本人は、いかがわしいものと
そうでないものの区別すらつかないほど精神が劣化したのだろうか。

自分たちの既得権益のみを死守しようとして、公益を忘れてしまった「元」科学者たちの、人相の悪さはどうだろう。

最後の写真を見ると、再現実験をゴリ押しした文科相も、次の組閣に向けて気もそぞろのようだ(留任はないようだ)

こんな人間が、日本の教育行政のトップとは
本当に絶望しか感じない。

後に残る研究者の行き先を案じていた笹井氏には、まだ科学者としての使命感が残っていたか。残っていたからこそ、生き長らえることができなかったか。
Commented by 愛国者 at 2014-08-28 23:55 x
何故 下村文科相は小保方をあれほど擁護したのか。 やはり 岡野 大和 バカンティ 小島 小保方が仕組んだスタップ細胞でのセルシード株上昇で 自民党政治家が利益を得たからだろう。 大疑獄事件の発覚を恐れて 小保方を擁護した。 擁護しないと 暴露すると 三木弁護士に脅されたのだ。 と 私は推論する。
  それ以外に 下村大臣があれほど小保方に肩入れする理由がない。 だから理研も小保方の処分ができない。 処分したら 特法の認可はないぞ、と文科省からおどされている。  こんな理由でもないと この小保方事件の気味悪さは説明できない。 なぜ 小保方は罪を認めて謝罪しないのだ?  手厚く保護されている? なぜ いつまでも検証実験をさせてもらえるのだ?  再現はもう見込みがないから検証、と言い換えてまで。 
マスコミの方々 ぜひ 追及していただきたい。 
Commented at 2014-08-28 23:58 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ホログラム at 2014-08-29 00:42 x
この事件に関する新しい情報が出てくるたびに驚かされるのが、想像していた以上に小保方がやってきたことに科学的な実体がないことです。研究室にこもって何かはやっていたのでしょうが、その中身からは科学的に意義のあるものが何一つとして出てこない空っぽの状態で、「無」と「嘘」しかないことに空恐ろしさをおぼえます。今回の発表で衝撃的だったのが「小保方の手法では弱酸性の環境そのものが得られない」という点です。小保方は弱酸性の溶液を作る正しい方法すら知らなかったのです。pHの定義などを知ってる高校生なら2・3日でできるようになることすらできない、「未熟な研究者」などという表現ではとても追いつかないレベルです。(続)
Commented by ホログラム at 2014-08-29 00:42 x
小保方という人間にとってはあらゆる行動が、今もなお幼児の頃のままごとの延長線上にあるのかもしれません。ハンバーグを作るといって砂をこね、それをそのまま大人に出すこともあれば、もっと褒められるように砂をこねながらも出すものだけは出来合いの本物のハンバーグにしたりもする、大人の行動としては完全に出鱈目ですが、小保方の中では幼児がそうであるようにこれこそが一生懸命で誠実な行動という自己認識のまま止まっているのではないかと思えてきます。このような幼児の感覚のまま体だけが大きくなったような人間がいることも、それがその分野の専門職についていることも異常ですが、そんな幼児性の塊のような人物に社会が翻弄され、それを賛美する者達が多く現れたという事実はこの社会が気味が悪くなるほどの危うさと脆さを抱え込んでいることを浮き彫りにしているように思われます。
Commented by 一研究者 at 2014-08-29 01:58 x
奇しくも8/28に福島の甲状腺癌についての報告があった。htn.to/7hQbbgkE 「がんの57人のうち県立医大が手術した54人について、8割超の45人は腫瘍の大きさが10ミリ超かリンパ節や他の臓器への転移などがあり、診断基準では手術するレベルだった。2人が肺にがんが転移していた。」これが原発事故の影響でなくてなんであろうか?それでもここでの結論は、「がんは原発事故の影響とは考えにくいとの見方」である。STAPの中間報告と構図がとてもよく似ている。実験結果から、誰の目にもSTAPが無いことが明らかであるのに、「小保方晴子の参加をまって、検証実験の継続」である。結論が浮いている。双方とも政治が介入すると研究や事実がどうねじまげられて解釈されるかの好例である。
Commented by わたる at 2014-08-29 02:21 x
"それを許している自分達の曖昧さいい加減さ"とのご意見もありますが、そういう大衆意識も否定できないながらも、きちんとこの問題に向き合って不正を許さない・筋道の通ったまっとうな解決に進んでほしい~だからこちらのブログを訪れて率直なコメントをされる~と望む人々もたくさんいらっしゃると思います。
僕もその一人ですが。

だけど、事がとても手の届かないところで一部の者達によって進められているのがとてもくやしいし残念です。(続く
Commented by わたる at 2014-08-29 02:39 x
続き)

確か6月の記事に、CDB内部の方らしき人がコメントされていた内容で[小保方は毎日CDBに来て、胸のあいた服で泣きながら上層部しなだれかかって、未だに『(不正を)やっていない』と言っていて、上層部も小保方に魅了されていた]とありましたが、それもまたさもありなん。

あと理事も交代無しでしたよね、"有能だから"とか…嘘ばっかり!!

こんなデタラメの腐りきった者たちのために、リストラされる研究者の方たちが本当にお気の毒です。
Commented by 会社員 at 2014-08-29 07:25 x
論文の責任は小保方、笹井先生、若山先生の後に丹羽氏となる為、丹羽氏としては巻き込まれた感、被害者意識があったかも。そこは斟酌しても良いかと思います。
PH5.7の話しでは、高い確率で小保方は実験していないでしょう。
丹羽氏がわざわざ説明していました。当然共同研究者としては丹羽氏も責任はありますが、まさか捏造(というかエア実験)しているとは思わなかったでしょう。
Commented by fussyvet at 2014-08-29 10:02 x
私も、少し前までは丹羽先生を疑っていましたが、あの学会発表のような中間報告を見ていて、この人はまともな科学者だと確信しました。あんな馬鹿馬鹿しい検証実験をやらされてお気の毒だと思います。責められるべきは、笹井先生や丹羽先生ではなく、小保方氏を作製した小島氏でしょう。指導教官であった小島氏はずっと隠れているばかりか、早稲田の博士論文調査結果報告書の中でも、自身の供述を黒塗りさせています。捏造方法のヒントを与えたのは、理研以前の指導者でしょう。理研の全ての研究者が気の毒です。
Commented by 一市民 at 2014-08-29 10:14 x
CDB解散、改名は、小保方さんが論文を取り下げた時点で決まっていた筋書きなんだろう。文科省の官僚が作った筋書きだ。理研を特定法人指定の為、汚点を消し、国民を納得させるため。笹井さんはそれを知り、責任に耐えきれなかったのかもしれない。結果的に、科学を愚弄した張本人が守られ、真面目な研究者が犠牲になるなんて、ひどい展開だ。野依さんも理研を守るため、文科省もいいなり、辞めたくても辞めれないのだろう。私は、国の政策遂行の為、科学をないがしろにする官僚が許せない。
Commented by ノンノ at 2014-08-29 10:19 x
わたるさんが書かれているように、内部と思われる方のコメントは、きっとそういうことだろうと私も思ったのでよく覚えています。
統轄リーダーの相澤氏たちが、スタップがあったかのように再捏造して引っ張るつもりだとも書かれていた記憶があります。

この場に及んで尚、竹市氏を始め、相澤氏などの科学者が、真実を追求せず、本人の「私、やってませーん。」などという台詞だけを信じるのか謎でした。が、結果、だらだらと3月まで引き延ばし、作戦通りになっています。

他のコメントでありましたが、バカンティに胸をつけるようにして腕を組んでいる写真も同じでしょうし、若山先生に、先生、先生、ご飯食べに行きましょうと追いかけていたなど、笹井氏にも同じようにして、自分が必要だと思う権力者にすり寄って行ったのでしょう。
学生時代から理系で男性ばかりで女性に免疫がない場合、いくら優秀な男性でも、女性を武器にした小保方氏のような人に簡単に騙されてしまう場合がよくあります。
ハニートラップと同じですね。
同性として、そのような方法は情けないの一言です。
技術者として正々堂々と注目される人になって、結果的に女性だったというのが本物ではないでしょうか。
Commented by ノンノ at 2014-08-29 12:13 x
つづき

会見をリアルタイムで見ました。第一部は30数ページの資料からしても官僚的そのものでした。
看板を掛け替え、神戸以外の場所へ移動して人数を減らし、見た目を変えるだけで中身は同じ。第3機関を設けて結果としては天下り先が増えるトリックでは?と思いました。

第二部はブログ主さんおっしゃる通り、緊張のない態度の悪い会見でした。
相澤氏は、どうせ記者はわからないのだから適当に1時間半こなせばいいやという感じに見えました。
丹羽氏は、「手強い」と言いましたが、こんなアホらしい実験をやらされて辟易してる、おまけに政府からの圧力で上層部が言いなりのためにこうして嘘ばかりを言わないといけないし、やりたくもないことばかりやらされているという嫌々感に見受けられました。

普通はこれだけの問題になったら、最初に理研の上層部メンバーの前で小保方氏に実験させて真実を突き止めても良さそうなものだと思うのですが、本人が会見に出るなど考えたこともないという相澤氏の異常なる擁護の台詞には驚きました。

古田女史の、「保存はできるのですか?」の質問が素晴らしいと思いました。
回答の「保存はできない。」ということは.......ではなぜ!?と。
Commented by わたる at 2014-08-29 13:02 x
連投失礼いたします。


直近のコメントに一部脱字がありましたので訂正します。
上層部しなだれかかって→上層部にしなだれかかって○


それから管理人様にお願いなのですが、今後もぜひstap問題を追及していただきたいと思います。
ここまで切り口鋭く、多角的に考察されたブログはなかなか目にできませんし。


あと、NHKの方にも。(先日NHKに要望出しましたが)
2000ページに及ぶ資料をぜひ本にしてもらいたいですね。
Commented by Dragon at 2014-08-29 13:26 x
これまでの経緯を見れば小保方氏単独による暴走が周囲を巻き込
んだ結果であることは明らかだ。
彼女は誰がなんと言おうがSTAPは存在すると主張するだろう。
彼女の主張と同じ土俵のうえに乗って再現実験に莫大な資金と労
力を注ぎ込む理研に危機管理能力はない。すでに笹井氏という自
殺者までだしてしまい真相究明の道も断たれた。
理研は論文不正が明らかになった段階で速やかに関係者を処分し
問題を収束させるという組織として当然の能力が欠如している。



Commented by フェミニストではありません at 2014-08-29 15:53 x
理研を東電に置き換えると、小保方という想定外の大地震に見舞われ、政府が推進してきた事なんだし、自分達はなすすべもなかったんだから責任はないという詭弁が非常によく理解できました。
小保方さんが地震ならそりゃ責任能力があるはずもない。
それに、もし将来厳しい処分が下されたとしても、三木弁護士が責任能力の有無で争うでしょうし、おそらくそれで勝てると思います。
自民党政治家がインサイダー取引で利益を得ているとすれば、その疑惑が解明されない限り小保方さんは擁護され続けるので、そんな裁判さえ起きないでしょうが。

そういえば、小保方さんが弱酸性溶液の作り方もわかっていなかったことを考えると、捏造の方法自体、小島氏やバカンティ氏らの指南によるものだったのかと思えますね。
詐欺チームの一員として、マウスを切り刻める若い女性博士ならどんなに無能でも良かった。
ただし罪悪感を全く持たず嘘を突き通せる稀有な気質も条件ですが。
Commented by 読書子 at 2014-08-29 16:29 x
博士論文でさえもコピペして何の悪気も感じないという科学者であってはならない倫理観の持ち主。こんな小娘一人にノーベル賞候補の笹井さんが篭絡され、ご家族の名誉も汚され、無駄死にし、過去の業績も台無しにされ、日本の科学界も地に落とされたというのに、のんきにタクシー出勤。教授クラスの給料をもらい、税金をかけて妄想の実験にふける現実が情けない。三人の弁護士をつけ、自分の身だけを守り、死ぬまで妄想の現象を主張するこの小娘に引っ掻き回されて、なすすべがない日本は本当に情けない。しかし、鉄面皮とも言える図太い神経を育てた家庭教育と早稲田大学には脱帽する。子供たちが宿題をコピペしても叱ることができないのは下村文科省大臣である。
Commented by pitty at 2014-08-29 16:49 x
理研は論文不正が決定し、調査なしの段階で小保方氏の処分をしたかった。ところが、そこで下村大臣及び岸改革委員長が「小保方さんに検証実験に参加して頂きましょう。」の圧力が理研にかかったので、こうして長引いて、事態がさらに複雑深刻になって来ているんですよね。
記者は、何故に下村大臣や東京女子医大の教授達の関わりに入って行けないのでしょうか...暴いてゆく先には、安倍政権破壊にも及んで行くので、絶対に避けたい事だと思います。小保方氏を擁護しなければならない理由が存在するのですよ。論文を取り下げましょう、の初期段階で小保方氏が取り下げていれば...
ともかく小保方氏の精神構造は、想像を超える人である事だけは確かです。
Commented by ちさと at 2014-08-29 17:16 x
理研という組織は科学者の楽園ではなく地獄なんだと分かって、これからはまともな科学者は次第に離れていくのではないか。特に神戸の理研は壊滅的と言えよう。

偽のデータとfigureで論文を作った小保方さんが守られているのは、他の方がおっしゃるように株といった金銭に絡んだバック(政府関係者も含めて)と、理研幹部が可愛い若い女性を断罪できない弱みだろうと思われる。小保方さんが冴えない男性科学者だったなら、どんな対応だっただろうと思わずにはいられない。

しかしながら、小保方本人の自覚の無さ、そしてそういう人間を戒める周囲(家族)が居ないことも情けない。

いずれにしろ、日本の劣化が徐々に進んでいることを示す例であろう。有為な人材が織りなす科学という分野においても、とてつもない勢いで劣化が進んでいる。真面目な科学者が、周囲の環境に抗えないのは、私達一般市民も同様である。 
社会の上層部の劣化が、歴史を押し流していく。
我々はどうやって、それを食い止めることができるのだろうか。
Commented by ノンノ at 2014-08-29 18:26 x
前回コメントの中の
技術者として → 研究者として に訂正させていただきます。

この一連のお粗末な展開に、吉田調書に書かれている政府の関与とだぶります。
国が関与してはならない。そう思ってなりません。

捏造者が保護され続け、そして誰も切り込めない、暴けないといったおかしな構図を打ち破れるのは、NHKはじめとするメディアや研究者の皆さんしかないように思います。
家族の促しもなく、本人も自ら話すこともしないのなら、今後このようなことを繰り返さないためにも、周りが真実を追求するしか仕方がないです。

これからもブログ主さんにはぜひ追求をお願いしたいと思います。


Commented by てんてん at 2014-08-29 23:37 x
この論文不正騒動で、一番悪いのはもちろん詐欺師小保方です。
しかし。
科学の世界の周辺には昔から、このようないかがわしい胡散臭い
「エセ科学者」はゴマンといたし、今も掃いて捨てるほどいます。
いわく「常温核融合を成功させた」
いわく「高温超伝導の記録を更新した」(←シェーンがこれ)

この「小保方論文不正」騒動で、一番問題なのは
日本の科学のトップクラスの研究所でトップクラスの研究者が
この詐欺師にコロッと騙されたこと、
それに乗せられた英Nature誌も騙されたことだと思います。
Nature誌の問題はしばらく置くとして、
日本の最高クラスの研究所の最高クラスの研究者たちが
騙された背景には、容易ならざる問題があります。
「特定国立研究開発法人」認定をめぐる、政治権力からの介入と
厳しい『成果主義』のしめつけです。(続く)
Commented by てんてん at 2014-08-29 23:38 x
(続き)
連投失礼します。

しかし、今回の中間報告と改革案である「行動計画」には
この『権力からの介入』と『成果主義』への反省がまったく
現れていません。
理研を「特定国立研究開発法人」に認定すべく、この制度を
政権とともに作り上げて来た、野依の責任が極めて大きいのですが
野依を免罪する改革案ですから、この反省は求めるべくも
ありません。

この『政治権力からの介入』と『成果主義』を反省しない
改革案など、まったく意味がないと断言します。
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