東日本大震災でも石碑や神社など先人たちの警告が注目されましたが、実は今回の広島土砂災害にもそうした先人たちの残したメッセージがあったみたい。土地や家を買うときは、やっぱりこうしたものを調べておいたほうが良さそうです。一生ものの買い物ですしね。
あの地域の現在の地名は「八木」となってるんですが、昔は「八木蛇落地悪谷」という地名でした。見るからに危なそうな地名だけど、これは実際に蛇が降るような水害が多かったので、悪谷という名がついたそうです。八木蛇というのは恐らくヤマタノオロチのことじゃないかとも言われてますね。
確かに土砂が落ちた跡を見ると、巨大なヤマタノオロチが滑り落ちてきた跡のようにも見えます。地名に「蛇」がついているところは、大体こうした土砂災害の危険がある場所だとよく言われますよね。
はるか昔、阿武山の中腹に何千年も生きている大蛇が住んでおり、人里に下りてきては人々に害を与えてきました。そこで八木城主である香川光景が大蛇退治を呼び掛けたところ、香川勝雄という者がそれに志願し、阿武山の中腹で大蛇の首をはねたという言い伝えがあります。そのときに流れ出た血が沼のようになり、そこが蛇王池と呼ばれて供養碑が立てられたとのこと。この蛇というのがおそらく土石流のことなんですが、こうした言い伝えにもちゃんと意味があるんですね。
これがその石碑のようですが、パッと見ただけでは何が書いてあるのかわからないですね。ただ、この辺りには阿武山を蛇に見立てた祠が何カ所も建てられてるそうで、やはり昔から危ない場所だと警告されてたようです。
桃山時代に城一つが跡かたもなくなったという伝説の土砂崩れ。 未だに城のあった位置が分らないと言われてますが、写真を見たらそりゃそうだってレベルかも。
ちなみにこの近くには「保木脇」なんて地名もあって、かなりの危険地域だとちゃんと警告されています。基本的には谷川の両岸の狭まっている所が「ホキ・ハゲ・ワキ」などと呼ばれてるんですが、保木と脇の両方を合わせてる念の入れようにはさすがといった感じですね。
これはやはりその土地のイメージを良くするためで、耳触りの良い名前に変更することで若者を呼び寄せたり、地価上昇などの効果を狙って変更することが多いようです。ただこれが一概に悪いこととは言い難く、一般的には「谷」や「沼」などの漢字が使われていると水害が起きる土地として見られるけど、実はただ単に沼が見える土地だからそうした漢字を使っている場合もあります。なので難しいところではありそうですね。
ちなみに今回の広島の場合は「蛇落→上楽、悪谷→芦屋」といった具合にうまく変更していって、最終的にそれらを無くして「八木」だけを残したようです。水害で有名な福井県の九頭竜川(すぐ崩れる川)の下流に芦原(悪し原)温泉があるというのも、なかなか興味深い話ですね。土地を選ぶときに「~ヶ丘」や「~台」という地名だと、高い位置だから安心だと思いがちですが、これは業者が勝手につけてる名前の場合もあるので注意が必要です。
基本的には図書館に行ってこうした資料をチェックして、昔の地形や地名を確認するのが良いようです。ネットで見たい場合は「今昔マップ」を使えば、都市部なら大体の地名などがわかると思うので参考にしてみてください。
これで大体の現地形がわかります。今や暗渠になってしまってる小川や火葬場なんかも明記されてるので、まずはこれである程度のことを確認しておきましょう。
これは1/2500~1/3000縮尺で2メートルごとに等高線が入ってるので、迅速図が落としている小さな谷地形も読み取ることができます。
ここまでやって何もなければ購入しても大丈夫かも。こうした資料は都道府県立図書館レベルなら普通置いてあって自由に閲覧することができます。
ただ、古地図や地名だけを鵜呑みにするのは危険で、たとえば東海地方だと濃尾大地震で凄まじく変動しるので昔の地名とか参考にならないレベルで高低差が出来てるんだとか。 地名に関してもたとえば「蛇王」という地名なんて間違いなく悪いイメージを持ちそうだけど、ただ単に川や水の集合地という意味の場合もあります。もちろん「谷」や「沼」もすべてが悪い意味で使われてるわけではないので判断が難しいところですね。
一番良いのは地域の古い人にこれまでの災害について聞いたり、郷土史の資料を参考にしてみたり、それか昔から武家屋敷があったところが一番安全とも言われているので、そうしたところを選ぶのもいいかも。貴族や武士が一等地をおさえるのは当然ですしね。武家屋敷があったところは、たいてい町名とか字名とかで残ってたりするので、チェックしてみると面白いかもしれません。
こうした本で地名の由来なんかを見てみるとなかなか面白いかも!
地名として昔の人たちが残してくれた警告を読み解こう!
東日本大震災でも神社だけ無事だったと話題になりましたよね。
なんとかタウンみたいな耳触りの良い地名が実は危ない!
最後に地名の簡易辞書みたいなのが付いていて便利です。
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東日本大震災でも石碑や神社など先人たちの警告が注目されましたが、実は今回の広島土砂災害にもそうした先人たちの残したメッセージがあったみたい。土地や家を買うときは、やっぱりこうしたものを調べておいたほうが良さそうです。一生ものの買い物ですしね。
広島土砂災害があった場所の昔の地名がヤバすぎる!
1. 昔は「八木蛇落地悪谷」というとんでもない地名だった j-cast.com「蛇落地悪谷」と呼ばれていた広島・土石流被災地―蛇が降るような大...
あの地域の現在の地名は「八木」となってるんですが、昔は「八木蛇落地悪谷」という地名でした。見るからに危なそうな地名だけど、これは実際に蛇が降るような水害が多かったので、悪谷という名がついたそうです。八木蛇というのは恐らくヤマタノオロチのことじゃないかとも言われてますね。
確かに土砂が落ちた跡を見ると、巨大なヤマタノオロチが滑り落ちてきた跡のようにも見えます。地名に「蛇」がついているところは、大体こうした土砂災害の危険がある場所だとよく言われますよね。
2. これに関連した石碑も建ってたらしい yutaka901.fc2web.com5dv01 蛇王池大蛇霊発菩薩心妙塔(蛇王池の碑)
はるか昔、阿武山の中腹に何千年も生きている大蛇が住んでおり、人里に下りてきては人々に害を与えてきました。そこで八木城主である香川光景が大蛇退治を呼び掛けたところ、香川勝雄という者がそれに志願し、阿武山の中腹で大蛇の首をはねたという言い伝えがあります。そのときに流れ出た血が沼のようになり、そこが蛇王池と呼ばれて供養碑が立てられたとのこと。この蛇というのがおそらく土石流のことなんですが、こうした言い伝えにもちゃんと意味があるんですね。
これがその石碑のようですが、パッと見ただけでは何が書いてあるのかわからないですね。ただ、この辺りには阿武山を蛇に見立てた祠が何カ所も建てられてるそうで、やはり昔から危ない場所だと警告されてたようです。
3. ちなみに土砂崩れの定番と言えば帰雲城 shirakawa-go.org幻の帰雲城 | 白川郷観光情報
桃山時代に城一つが跡かたもなくなったという伝説の土砂崩れ。 未だに城のあった位置が分らないと言われてますが、写真を見たらそりゃそうだってレベルかも。
ちなみにこの近くには「保木脇」なんて地名もあって、かなりの危険地域だとちゃんと警告されています。基本的には谷川の両岸の狭まっている所が「ホキ・ハゲ・ワキ」などと呼ばれてるんですが、保木と脇の両方を合わせてる念の入れようにはさすがといった感じですね。
4. そもそも地名が変更されてるのはなんで? liveyashio.seesaa.net歴史:地名から見る過去と未来: 【八潮情報サイト】八潮に住むとい...
これはやはりその土地のイメージを良くするためで、耳触りの良い名前に変更することで若者を呼び寄せたり、地価上昇などの効果を狙って変更することが多いようです。ただこれが一概に悪いこととは言い難く、一般的には「谷」や「沼」などの漢字が使われていると水害が起きる土地として見られるけど、実はただ単に沼が見える土地だからそうした漢字を使っている場合もあります。なので難しいところではありそうですね。
ちなみに今回の広島の場合は「蛇落→上楽、悪谷→芦屋」といった具合にうまく変更していって、最終的にそれらを無くして「八木」だけを残したようです。水害で有名な福井県の九頭竜川(すぐ崩れる川)の下流に芦原(悪し原)温泉があるというのも、なかなか興味深い話ですね。土地を選ぶときに「~ヶ丘」や「~台」という地名だと、高い位置だから安心だと思いがちですが、これは業者が勝手につけてる名前の場合もあるので注意が必要です。
家や土地を買うときに…
基本的には図書館に行ってこうした資料をチェックして、昔の地形や地名を確認するのが良いようです。ネットで見たい場合は「今昔マップ」を使えば、都市部なら大体の地名などがわかると思うので参考にしてみてください。
時系列地形図閲覧ソフト「今昔マップ2」
ktgis.net>まずは明治の陸軍迅速図でチェックしよう
これで大体の現地形がわかります。今や暗渠になってしまってる小川や火葬場なんかも明記されてるので、まずはこれである程度のことを確認しておきましょう。
>次に昭和30年代の大縮尺地図で細かく確認
これは1/2500~1/3000縮尺で2メートルごとに等高線が入ってるので、迅速図が落としている小さな谷地形も読み取ることができます。
>自治体発行のハザードマップをチェック
ここまでやって何もなければ購入しても大丈夫かも。こうした資料は都道府県立図書館レベルなら普通置いてあって自由に閲覧することができます。
ただ、古地図や地名だけを鵜呑みにするのは危険で、たとえば東海地方だと濃尾大地震で凄まじく変動しるので昔の地名とか参考にならないレベルで高低差が出来てるんだとか。 地名に関してもたとえば「蛇王」という地名なんて間違いなく悪いイメージを持ちそうだけど、ただ単に川や水の集合地という意味の場合もあります。もちろん「谷」や「沼」もすべてが悪い意味で使われてるわけではないので判断が難しいところですね。
一番良いのは地域の古い人にこれまでの災害について聞いたり、郷土史の資料を参考にしてみたり、それか昔から武家屋敷があったところが一番安全とも言われているので、そうしたところを選ぶのもいいかも。貴族や武士が一等地をおさえるのは当然ですしね。武家屋敷があったところは、たいてい町名とか字名とかで残ってたりするので、チェックしてみると面白いかもしれません。
地名に関する興味深い書籍は
こうした本で地名の由来なんかを見てみるとなかなか面白いかも!
地名は警告する amazon.co.jp
地名として昔の人たちが残してくれた警告を読み解こう!
神社は警告する amazon.co.jp
東日本大震災でも神社だけ無事だったと話題になりましたよね。
あぶない地名 amazon.co.jp
なんとかタウンみたいな耳触りの良い地名が実は危ない!
地名は災害を警告する amazon.co.jp
最後に地名の簡易辞書みたいなのが付いていて便利です。
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