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 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は29日、米科学誌サイエンスに2006年に掲載された小惑星探査機「はやぶさ」の論文1本の撤回を申し入れたと発表した。データの解析に誤りが見つかったもので、不正ではないという。

 撤回を申し入れたのは、はやぶさ関連の論文129本(うちサイエンス14本)の一つで、小惑星イトカワをX線で観測して、地球に飛来する隕石(いんせき)と同じ成分だったと結論づけていた。だが、観測データを再評価したところ、解析方法に誤りがあり、その結論を導けないとわかった。

 ただ、10年にはやぶさが持ち帰ったイトカワの試料の分析で隕石と同じという結果が出ており、結論は正しかったという。(鍛治信太郎)

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