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本題に入る前に昨晩視聴した映画。
TIME
残念ながらHD画質の配信ではなくSD画質の配信でしたが楽しめました。
個人的にジャスティン・ティンバーレイクはアーティストよりも俳優の方がいいと思います。
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さて本題に入ります。
これまで当ブログではiTunes Storeで映画のレンタルをする利便性などを書いてきましたが、これまで書いてきた内容はあくまでも個人的主観によるものであって、その全てがiTunes Storeを利用する方にとっても同じとは言い切れません。
今回はiTunes Storeで映画をレンタルする際のメリットとデメリットを一般的な視点で考えてみたいと思います。
メリット
① 自宅にいながらレンタル・返却が出来る物理的にメディアをレンタルしているわけではなく、データのレンタルなのでレンタルショップなどの実店舗に行く事なくレンタル~視聴~返却が可能。
この実店舗に足を運ぶことなく全てを完結できるという点は言うまでもなくネット配信の最大のメリットです。
② 新作映画の配信が早い冒頭に紹介した「TIME」を例に挙げると、レンタルショップ実店舗でのレンタル開始日は7/18。
iTunes Storeでのレンタル開始日も同日であり、レンタルショップ実店舗との差はありません。
③ レンタル中でレンタルできないという事がないこちらも当然と言えば当然かもしれませんが、レンタルショップ実店舗ではよくある「レンタル中」と言う事がありません。
レンタルショップ実店舗では新作や人気作品はレンタル中で借りたい時に借りられないという事が頻繁にあります。
これもネット配信の大きなメリットであり特長だと思います。
④ レンタル期間がレンタルショップよりも長いレンタルショップ実店舗で最新作をレンタルした場合、店舗によって多少の差はあるものの一般的には1泊2日か2泊3日程度だと思います。
一方iTunes Storeでは最新作であっても旧作であってもレンタル期間は一律「30日」。
せっかくレンタルしたのに視聴する時間がなくて返却しなければいけないという事が回避できます。
(レンタル期間は30日ですが、視聴可能時間は48時間…・・・後述)
デメリット
① 微妙な価格設定iTunes Storeでは新作や比較的新しい作品の場合、HD画質が400~500円でSD画質が300~400円。
レンタルショップによって価格設定が違うものの、安い店舗では200円台~とiTunes Storeに比べて低価格です。
またiTunes Storeでは旧作が200円~なのに対し、レンタルショップでは100円や場合によっては100円以下の場合があります。
レンタル期間との兼ね合いもあるので一概にどちらが高いとは言い切れませんが、微妙な価格設定である事は否めません。
② 見たい作品がない場合があるこれには2つポイントがあります。
1つはiTunes Store自体がここ数年で出来たシステムなので、全ての作品を網羅していないという事。
旧作品として古い作品の配信もされていますが、レンタルショップのようなラインナップではありません。
2つ目は映画会社との兼ね合い。
どうしてもライバル関係にあるコロンビア(ソニー・ピクチャーズ・エンターテイメント)などの作品は配信されなかったりします。
逆を言うと故スティーブ・ジョブズ氏と関係の深かったディズニー映画などはラインナップ数が多かったりします。
③ 短めな試聴可能時間前述のメリットでレンタル期間が長いと書きましたが、これはあくまでもレンタル~返却までの期間。
レンタル後に一旦視聴を開始すると48時間(2日間)のうちに見終わらなければいけません。
つまり、30日間のうちのどこかの48時間を使って視聴しなければいけないという事。
せめてあと48時間(計96時間)くらいあると更に利便性はUPしそうです。
④ HD作品の配信とフルHDこれは自分が確認できていないだけかもしれませんが、今の所iTunes StoreではフルHD画質で配信されている作品はないと思います。
日本では地デジ化に伴いハイビジョンTVが普及し、BDなどのハイビジョン映像を楽しむ環境が整いつつあります。
iTunesや映像配信、Air Playなどを考える時その中心的デバイスである「Apple TV」が先だってのアップデートで1080pに対応したにもかかわらず、iTunes Storeでの配信は720p止まりなのは残念です。
また前述のように視聴の環境が整ってきているにもかかわらず、iTunes Storeでレンタルや販売される作品はSD画質が優先でHD画質はある程度時間をおいてから配信されます。
どうせなら同時又はHD画質優先で配信してもらいたいものです。
アクトビラとの比較
類似サービスであり最近発売されているほとんどの薄型TVなどにその機能が備わっている「アクトビラ」との比較。
【視聴可能機器】 ・iTunes Store・・・Mac/PC、iOSデバイス、Apple TV+TV
・アクトビラ・・・薄型TV、レコーダー
【決済方法】・iTunes Store・・・クレジットカード、iTunes Card
・アクトビラ・・・クレジットカード、一部Edy
【価格】・iTunes Store・・・300円~500円
・アクトビラ・・・315円~630円(アニメなどは105円~210円)
【配信数】・iTunes Store・・・不明
・アクトビラ・・・40,000本以上
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iTunes Storeを利用する全ての人にとってこれらメリット・デメリットが当てはまるかは分かりません。
場合によってはメリットがデメリットになる場合もあるでしょうし、その逆もあり得ると思います。
いろいろなものがデジタル化されている時代の流れの中で、こういったサービスの普及は自然な事なのかもしれませんが、利用する全ての人にとって100%完璧なサービスはあり得ません。
利用する人がメリット・デメリットを理解してネット配信とレンタルショップ実店舗をうまく活用すれば、今よりも更に便利になり、また新たなサービスが生まれるかもしれません。
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