戦争アニメないしロボットアニメの暴力描写の殆どはまず規制対象に挙がった事がない。
逆にリアル系のアニメでの殺戮や性描写はきちんとモザイク処理を施すのは何故なのか。
普通、戦争を忌避する体の日本がこれほど戦争アニメやロボットアニメによる暴力行為をこれでもかと描写するのに
戦争を経て、人物同士の思惑とか葛藤とかで人間的に成長した姿を描きたいのだとしても、
戦争とは言え、人殺しを少年兵にやらせておいて今更何が成長なのか甚だ疑問である。
戦争アニメは昔からあったものだが、それは殆ど架空戦記と言って他ならない。
しかしながら、現在の戦争アニメはよりリアルに近い強調された現実世界、すなわち今後起こり得ると予想される
隣国が戦争を仕掛けてきた場合を想定したような作品が増加したきらいがある。
その割に、昔ながらの暴力描写がより慄然とさせる人体解体のようなグロ描写で以ってよりリアルに仕上げてくるのである。
リアル系のアニメとは、日常的な学園生活の中で起きた殺人などの重大犯罪を少年たちが解き明かしていくミステリー系の話よりは
むしろオカルトホラー系のそれに近い内容の作品で、日常のふとした事が原因で殺人が行われていくというような塩梅が多いのが特徴だ。
その中で、快楽殺人や恋愛の縺れ等、現実的に起こり得る犯罪事件を扱った物に対する抑制が相当量に強い。