「アイヌいない」発言:市議に撤回と謝罪促す 自民会派

毎日新聞 2014年08月24日 11時09分(最終更新 08月26日 15時03分)

 「アイヌ民族はもういない」と金子快之(やすゆき)・札幌市議(43)がインターネットの短文投稿サイト「ツイッター」に書き込んだ問題で、同市議会の所属会派「自民党・市民会議」の役員会は23日、会合を開き、金子市議に発言の撤回と謝罪を促すことを決めた。

 書き込みをめぐり、同会派は金子市議から事情を聴いたが、「アイヌに対する見解はさまざま」として問題はないとの方針を示していた。

 しかし、市議会の主要4会派が22日、発言の撤回と謝罪を求める要望書を金子市議などに送り、アイヌ民族などでつくる団体も発言を批判する公開質問状を提出した。また会派内からも発言を疑問視する声が上がり、一転して対応を改めた。一両日中に金子市議に伝え、受け入れない場合は議員総会などを開いて処分を検討するという。

 同会派の幹部は「金子市議はアイヌへの補助制度や利権について批判しているが、制度への批判と『民族がいない』と言うのは話が違う。明らかな誤りで、個人的見解では済まされないという結論に達した」と話した。【山下智恵】

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