2014-08-28

勉強ができない人の典型的な5つのタイプ

コンビニで「勉強の鬼原則」って本を読んだ。

最近斎藤孝さんの本のように、

太字部分で書かれている要点拾い読みするなら5分で全部読める親切設計

本屋で見かけたら立ち読みしてみてはいかがだろうか。




この本はおおざっぱに言うと

・鬼原則3つ

・鬼細則5つ

受験に特化した内容(センター攻略記述攻略

メンタル強化

という構成で、それぞれの間にコラムが挿入されている。



このコラムで書かれていた

勉強ができない人5つのタイプ」がおもしろかった。

勉強ができない人その1 その場だけやる気になる1日興タイプ

勉強ができない人その2 無駄努力自己満足

勉強ができない人その3 無意味なことを尋ね続ける不安

勉強ができない人その4 完全主義の質問魔型

勉強ができない人その5 客観的な結果を見て見ぬふりするプライド

解説読んでて「あーこういうやついたな確かに」と思いつつも、

自分を振り返ってみると

もう受験勉強とか特にやってないけど耳が痛い。



たとえばその1だと

英語プログラミング勉強法とかアプリ情報

 とりあえずブクマするけど全く活用したことがない!」

とか

その2だと

「話を聞く気が無い人に、一生懸命語りかけた結果、

 その人から嫌われ、周りからもめんどくせーやつと思われるだけで

 何一つ成果に出せてないのにやり方改めようとしてない。

 がんばってるつもりになって満足しちゃってる!」

とか思いつくところけっこうある。




いや、それぞれその場では合理的に考えてこうどうしてるつもりなんだよ?

4とか特にね。そのときは相手が信用できないとかあるしね。

でも、あとから振り返ると、「これムダだったよね」と思わざるを得ないことを

やらかしちゃってるなーっておもうことがかなりたくさんある。

この5つに限らず、

自分ではちゃんとやりたいと思ってるんだけれど、

 無意識自分で成果でるようなやり方をブロックしちゃったりしてること」

って結構あるような気がする。





ちなみに鬼原則3つはこんな感じ。

細則では「勉強の記録をつけろ」などが書かれている。

ドラゴン桜と違って、本当に重要な点に絞り、

かつ優先順位や、取り組みの順番まで書いてあるから

非常に取り組みやすくてよいと思う。

1 一度習ったことは、セルフレクチャーやって

  本当に身についてるかどうか確認してみろ

2 わかるだけじゃダメ

  わかる→できる→速くできる→速く正確にできるようになるため

  超速反復を行え

3 結果にこだわれ。本番で成果出せなきゃ意味が無い。

  そのために、ゴールから逆算して準備する思考を身につけろ

ところで、この3つ、会社で勤めるようになるとこれが当たり前になってくる。

から社会人になってからではこの3つができるだけでは差がなかなかつかない。

一方で、高校生の段階でこれができる人はかなりレアだと思う。

これがきっちりできたら、高校生レベルでは効率面で圧倒的に有利だろう。

実際に、超進学校の生徒は、毎日8時間みたいな無理な勉強はしてない。

効率のよい勉強の仕方を知っているか、周りから自然と学び取るのだろう。


まり受験で勝てる人というのは、早い段階で、

社会人作法を身につけることで先行利益を得ることなのかもしんない。

そういう意味だと、社会資本の差とまでは言わなくとも、

親が、勉強についてこういう心構えを教えて、

じっさいに身につけさせているかどうかはものすごくでかいんだろうな。

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