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9条賛否聞く団体 まつり参加認めず8月28日 21時44分
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東京・国分寺市で秋に開かれる市民まつりで、毎年、憲法9条を変えることへの賛否などを市民に聞いている団体に対し、実行委員会が「政治的な意味合いを持つ」として、ことしの参加を認めず、団体では「表現の自由を踏みにじるもので、到底承服できない」と撤回を求めています。
28日記者会見した「国分寺9条の会」によりますと、11月に開かれる「国分寺まつり」で、憲法の問題に関心を持ってもらおうと、先月、例年どおり、参加を
申し込んだところ、まつりの実行委員会が「政治的な意味合いを持つ」として、参加を認めなかったということです。
まつりでは、農業や商工団体による物品販売のほか、健康相談のブースなども設けられるということで、この団体でも6年前から毎年参加して、憲法の歴史を紹介したり、憲法9条を変えることへの賛否などを市民に聞く、シール投票を行ったりしているということです。
団体の増島高敬代表は「思想信条で差別し、表現の自由を踏みにじるもので、到底承服できない」として撤回を求めています。
一方、実行委員会の事務局を務める国分寺市は「ことし5月に実施要領を変更し、政治・宗教的な意味合いのある内容は参加を認めないことにした。今回の件の詳細はお答えできない」と話しています。
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