ども、メディアチームのゆうせいです。
「赤の他人から聞く旅のはなし」という、バーグハンバーグバーグの「ちゃんシモ」ことシモダさんと、ARuFaくんがパネラー、そしてTravelers Boxの新くん主催によるトークイベントに参加してきました。
正直何のイベントなのかよく分からないまま参加したわけですが、今回はそのレポートをお送りしたいと思います。
人物紹介
バーグハンバーグバーグの代表取締役。会社理念は「がんばるぞ!」。豪快なコンテンツとは裏腹に、すごく繊細で、気遣いを怠らず、石橋を叩いて叩く性格。
バーグハンバーグバーグに新卒入社。「ARuFaの日記」主宰のブロガーとしても有名。
旅人インタビューサイト「Travelers Box」のファウンダー。旅の魅力を伝えたい。もっと旅をして欲しい。そんなことを常に考えている。今回のイベントはその思いの結晶の一部。
赤の他人の話を聞きに集まった奇特な人間56人
イベント会場は下北沢のB&B。行ったことがある人は知ってると思いますが、決して広くないです。いや、むしろイベント会場としてはめっちゃ狭いです。だって本屋ですからね。
で、そんな会場に「赤の他人の旅のはなし」を聞きたいと集まった奇特な人間が56人です。
運良く一番前に座ることが出来たので、一度振り返ってみました。どいつもこいつも目がキラキラしていて、ああ、俺もこんな目をしているのかな、まだまだ汚れてないのかなとか思ったりもした。そんな夏の日の話でした。
とか言ってる間にイベントスタートですよ!
思い出が広がらない旅
シモダさんは19歳くらいからバックパッカーをやっていた、年に2回の頻度で旅に出ていたと。
ただ、同じ国(タイ)ばかりに行っていて、思い出が広がってないと語ります。
現地でできた友達はチェンマイのトレッキングツアーガイドをしており、会いに行っては毎年そのツアーに同行するハメになっていたと。
と本人は言いつつも、なんか嬉しそうです。参加している女性も嬉しそうに聞いてました。俺は直前に食べたラーメンが効いてました。
騙されて台湾
「騙されて台湾」てなんか演歌のタイトルでありそうですが、ARuFaくんは海外にはまだ1回しか行ったことがなく、その初めての海外も騙されて連れて行かれたとのこと。
友達の家に泊まりに行ったところ、今から台湾行くぞと。
何を言い出すんだと慌てて新くんがフォロー。
旅の不安に答えてのコーナー【唯一のまとも】
新くんは慌てたのかどうかわかりませんが、質問に答えてのコーナーへと突入。
新くんが事前に集めた、旅に関する不安や疑問に2人が答えるというもの。ARuFaくんに関しては1回、それも無理矢理連れて行かれた旅しか経験が無いにも関わらずです。
こんなん絶対おもしろ回答連発になるしかありません。
Q1:旅に行ってみたいのですが、一人旅におすすめの国はどこですか?
当然の反応です。むしろ優しすぎるくらいです。
シモダさんがまともなことを言いましたので、メモっておきます。
聞けば、
- おすすめはタイ
- 物価が安いから、当然安価で旅ができる
- ビザがいらない
- タイからは隣国に行きやすい
とのこと。なるほどって思ったところにARuFaから質問。
とてもよい質問だと思いますので、ここでビザについても書いておきます。
ビザ、というのは一言で言えば入国許可証に当たります。パスポートは国籍身分を示す証明書であるため、本来の意味のみを考えると、パスポートだけで入国することはできません。しかし日本の場合、「許可証がなくても入国して良いですよ。」という協定を結んでいる国が多くあるため、許可証無し(ビザなし)で入国できる国が多くあるのです。
参照元:TRiPORT
つまり、パスポートだけでは行けない国がある。ビザを取得しないと入国させてもらえないわけです。なので、最初はビザなし手間なしで行ける国にした方がいいよってお話だったわけです。
Q2:危険な目にあったことはありますか?
続いての質問は、旅の安全に関して。旅には何かしら起きるもんです。良いことも、悪いことも、そして危険なことも。
そう言って始まった体験談。少し長くなりますが、超絶おもしろいのでおつきあいください。
だいたい7時間くらいかかるんですけど、150kmくらいで走るんですよ。
ボロッボロのバスで。
で、速いなーって思いながらもだんだんウトウトしてきて、
そのうちパッと目が覚めたので運転手を見てみたら、
めっちゃ目をこすってる。ものっすごい目をこすってる。
大丈夫かよと思いながらも、またウトウトしてきて、
そしたら次は運転手が、
「おっ!おっ!おっ!おっ!おっ!」
と言った瞬間、
バスがぐるーんって1回転。
あ、俺死ぬ。
て思いました。
でも、死にたくない。なんとかせな。
そうだ、バスが地面に落ちる瞬間にジャンプしたらいいんや!と。
今となってはありえない判断ですけども、そのときは必死ですから。
でも、落ちるタイミングがわからないことに気がついたんです。
無理だ。
どうする?
そうだ、両腕を捨てよう。
手すりを持って鞍馬の選手の体制になれば、肩がはずれるくらいで済むはずやと。
肩がクッションになってくれるわと。
とは言え乗客には怪我してる人もいましたけどね。
そのあと3時間後くらいに救助のバスが来たんですけど、
さっきのバスよりもっとボロッボロのバスで…
それがまた150kmくらい出して走るんですよ。
今度はドアも窓も無いのに。
風がどんどん入ってきて、かけてたメガネが飛んでいったんです。
そのあとアンコールワットに行ったんですけど、何も見えてないんです。
ね?
旅なんかやめましょ?
友情と恋の物語
他にもめっちゃくちゃいろんな経験をされている2人。とても書ききれないので、涙を飲んでダイジェストでお送りします。
ARuFaくんのエピソード
- バス停で迷っていたら目的地まで送ってくれた
- 目的地にはそいつの友達が何人も待ち構えていた
- 完全にボコボコにされると思った
- そんなことはなくて、とってもいいやつだった
- 小籠包早食い競争のレフェリーもしてくれた
小籠包早食い競争ってなんだよ!しかもそれのレフェリーってなんだよ!
シモダさんのエピソード
- カンボジアで出会った日本人の女の子
- 別行動してるのに、何度も会う
- バイクを借りて2人でまわることに
- 突然のスコール
- 寄り添う2人…
- でも、結ばれることはなかった
甘酸っぺぇ!ちゃんシモのエピソード甘酸っぺぇ!
他にもARuFaくんの「野良犬の話」とか、シモダさんの「首長族の話」とか話がありすぎるくらいです。これはいずれどこかで話したいと思ってますが、思ったまま終わるでしょうね。
さらには、とても記事には書けないようなことも話してくれた2人。シモダさんに関しては今後も仕事を休んでまた海外に行ってやろうと思っているようです。
また、ARuFaくんは国内には自信があるので、今後は海外をもっと回ってみたいと言っておりました。
最後に、3人による旅のイベントにふさわしいコメントで締めたいと思います。
赤の他人から聞く旅のはなし。正直どんなイベントになるのか想像もつかないまま参加しましたが、おもしろエピソードに刺激され、旅したくなったのは言うまでもありません。最後はみんなで記念撮影させていただきました。
是非また旅のお話を聞かせて欲しいです。
ご存知、ゆうせいでした。