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声荒らげ性交渉での薬物使用を否定「栩内被告は大事な人」/ASKA被告初公判(5)

特集:
ASKA被告裁判
ASKA被告の初公判で、傍聴券の整理券を求めて並ぶ人々=東京・日比谷公園(撮影・古厩正樹)

ASKA被告の初公判で、傍聴券の整理券を求めて並ぶ人々=東京・日比谷公園(撮影・古厩正樹)【拡大】

 被告「いえ、違います」

 検察官「では栩内被告はなぜこのようなメールを送ったのですか」

 被告「(週刊誌が報じた(薬物疑惑の)報道以降、(栩内被告は)敏感になっていました。(私は)『一切やらない』と約束していたので」

 検察官「では、なぜ栩内被告から薬物が出たのですか」

 被告「分かりません。彼女から聞いてください」

 検察官「終わります」

 《続いて、年配の男性検察官が立ち上がり、質問を続けた》

 検察官「彼女は覚醒剤を入手する手段を持っていましたか」

 被告「彼女には手段がありません」

 検察官「多分ないだろうということですか」

 被告「多分というか、ないはずだということです」

 検察官「あなたにとって栩内被告はどんな人ですか」

 被告「大事な人です」

 検察官「大事で、好きな人ですか」

 被告「はい」

 検察官「あなたからすれば、栩内被告から薬物反応が出たのは信じられないのでは」

 被告「信じられません。特にMDMAが髪の毛から出たことは、まったくもって分かりません」

 《検察官の追及は続いていく》

(6完)栩内被告との今後「ここで話すのは無理」 ファンに謝罪「信頼裏切った」に続く