2014.8.28 19:00(1/4ページ)

声荒らげ性交渉での薬物使用を否定「栩内被告は大事な人」/ASKA被告初公判(5)

特集:
ASKA被告裁判
ASKA被告の初公判で、傍聴券の整理券を求めて並ぶ人々=東京・日比谷公園(撮影・古厩正樹)

ASKA被告の初公判で、傍聴券の整理券を求めて並ぶ人々=東京・日比谷公園(撮影・古厩正樹)【拡大】

 (14:05~14:25)

 《覚せい剤取締法違反の罪などに問われた歌手のASKA(本名・宮崎重明)被告(56)の28日の初公判(植村幹男裁判官)。ASKA被告の被告人質問が続いている》

 弁護人「将来、音楽活動はどうしますか」

 被告「今は何も考えられません。主治医の指導を受けて、とにかく治療に集中することが大事だと思っています」

 弁護人「あなたを信頼していた周りの人やファンに対して、どう思いますか」

 被告「大変申し訳なく思っています」

 《ASKA被告は低い声でぼそぼそとつぶやくように質問に答える》

 《続いて若い検察官が立ち上がった。検察側の被告人質問が始まる》

 検察官「自宅から薬物とともに検査キットが見つかっています。あえてキットを使ったのはなぜですか」

 被告「キットを使った直後に(薬物を)使えば、(一定期間を空けた後の次の検査時に)反応が出ないと思ったからです」

 《最初は睡眠導入剤を過剰摂取するなどしていたASKA被告。妻はその様子をみて心配し、医師に相談するなどしていた》

 検察官「(薬物中毒を)みんな心配しているのに」

 被告「そうです」

 検察官「やめなきゃと思わなかったんですか」

 被告「それができないくらい恐ろしい薬だということです」

【続きを読む】