恵那の突風“竜巻とみられる”08月28日 10時02分
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26日、岐阜県恵那市で、住宅の屋根の瓦が飛んだり物置が倒れたりする被害があり、岐阜地方気象台が現地調査を行った結果、竜巻による被害とみられると発表しました。
26日午後2時前、恵那市東野で住宅の屋根瓦が飛ばされたり工場の物置が倒れたりしたほか、車の窓ガラスが割れるといった被害が確認されました。27日は、住民たちが壊れた屋根瓦を修理するなどの後片付けに追われていました。
また岐阜地方気象台の職員4人が被害の状況の調査に訪れ、折れた木や壊れた物置などの被害状況を写真で記録したり、当時の風向きなどについて住民から聞き取りをしたりしていました。
調査の結果、当時は活発な積乱雲が通過中で、物を巻き上げながら移動する渦を目撃したという証言があったことや、風の回転とみられる被害の痕跡があったとして気象台は竜巻による被害とみられると発表しました。
被害は東西200メートル、南北150メートルの範囲で確認され、竜巻は瞬間的に発生して消えたということです。