おすすめアニメをランキング形式で30位から1位まで順番に紹介していくよ。アニメ映画を含まないテレビアニメのみのランキングです。あくまで僕の独断と偏見と狭小な裁量に基づいたものなので、そこんとこよろしくね!
第30位 氷菓
高校の古典部を舞台にした文学系推理アニメ。さすが京アニ、作画が素晴らしい!省エネ主人公も、最初はつまらないと思ったけど段々変わっていくのがいい。えるたそ~(^ω^)
第29位 狼と香辛料
中世ヨーロッパ風の世界が舞台。狼の化身である少女と旅をすることになる商人が主人公。魅力的な雰囲気とストーリー展開が魅力。
第28位 健全ロボ ダイミダラー
クソ笑った。女性に性的な行為を行うことで「Hi-ERo粒子(ハイエロりゅうし)」が発生し、巨大ロボットを動かすことができるという健全なアニメ。コメントが流れるニコニコ動画で見るのが楽しい。
第27位 ノーゲーム・ノーライフ
ラノベが原作、天才ゲーマーの兄妹を主人公にした俺TUEEE系。ゲーマーの妄想を詰め込んだようなアニメだが、しりとり回とかなかなか面白かった。2期もぜひやって欲しい。
第26位 Angel Beats!
死後の世界でも意識のある少年少女達の話。楽しくも悲しい学園ドラマが魅力。金沢大学が校舎のモデルになってるんだね。音楽がいい。天使ちゃんマジ天使。
第25位 Tiger & Bunny
タイバニと言えば腐女子御用達アニメという印象が強いが、そういうのなしで普通に面白いと思う。企業に勤めてサポーターの商品を宣伝するヒーローという設定もいい。
第24位 涼宮ハルヒの憂鬱
一世を風靡した萌えアニメ。今見返すとキョンの語りとかキャラの動きがすごい古臭くて恥ずかしくなってきてしまう。時間の流れとはそういうものなのだろうかと考えると、Another以上の恐怖ですな…。
第23位 Fate/Zero
エロゲーが原作のFateシリーズだけど、虚淵玄が脚本でアニメ化。鬱展開のオンパレードだが、容赦無い感じがまたいい。召喚したサーヴァントにまったく頼らず戦争を勝ち抜こうとする主人公がすごい。原作の10年前のお話。
第22位 刀語
1話1時間枠で全12話あるアニメ。やっぱり西尾維新はすごい。刀を使わない剣士と、12本の「変体刀」を持った者達の戦いを描く。おすすめアニメとは関係ないけど、個人的に全国を巡って十二本の刀を集めて来た。一週間で。という2ちゃんまとめが大好き。ものすごく長いけど面白い。
( ^ω^)湯呑美……。
第21位 Another
綾辻行人原作、ホラーミステリーの傑作。怖いアニメは正直苦手。推理モノではあるが、それが災厄という超常的なものと結びついているという設定が怖さと面白さを引き立てている。
第20位 サムライチャンプルー
江戸時代が舞台の剣戟アクションだが、現代文化がいろいろ混じってて時代考証は完全無視。スピード感のある戦闘シーンがとにかくカッコいい。ストーリーはありがちなんだけど、全26話あってマンネリ感を感じさせないほど、作画も音楽もアニメーションもセンスがある。
第19位 夏目友人帳
原作は少女漫画だけど、アニメ版がすごくいい。妖怪が見えてしまう少年が主人公の和やかな雰囲気のアニメ。一話完結のストーリーがどれも良くできてて、回を重ねるごとににゃんこ先生が可愛く見えてくるw
第18位 とらドラ!
王道のラブコメ。原作は大人気のライトノベルだが、さすがにキャラも展開もほんとよくできてる。ラブストーリーが苦手で壁を殴りたくなってしまう人は視聴注意。
第17位 日常
日常のあるあるネタを描いたシュールすぎるギャグアニメ。原作の漫画もいいんだけど、アニメも勢いがあって面白い。残りストックがなくなったときに感じる喪失感こそが日常系アニメの醍醐味なのだと、これを見て気づいた。
第16位 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない
もう戻らない日のノスタルジーを扱った作品。狙いすぎてる感じがして少し敬遠しながら見ていたが、女装したゆきあつが出てきて侮りがたしと襟を正す思いだった。最後まで見たけどいいアニメだったよ。作画も素晴らしい。あなるかわいい。
第15位 ピンポン
みんなご存知、松本大洋の漫画作品『ピンポン』のアニメ化。最近見たアニメの中で一番面白かった!『ピンポン』感がすごく出ててたし、舞台が藤沢なのも嬉しい。岡田斗司夫に「今までアニメを信じて見続けてよかった」と言わせた作品。
第14位 マクロス フロンティア
マクロスシリーズを全部見たわけじゃないけど、フロンティアはめっちゃ面白かった!!マクロスはロボットものだけど、歌と文明をテーマにしている。あと、ガウォークというロボと戦闘機の中間形態が特徴。戦闘だけじゃなく、物語性と日常の描写がちゃんとあるのがいいね。
第13位 NHKにようこそ
もう古典的と言えるかもしれない。ひきこもりをテーマにした作品。原作は小説だが、漫画化されて、そこからアニメに。岬ちゃん天使すぎワロタ。メンヘラ先輩も好きです。
第12位 デジモンアドベンチャー
見返してもやっぱり初代はすごいと思う。パートナーとの絆と進化がテーマ。同じ世代の少年たちに圧倒的な影響を与えたであろうアニメ。あれからもう15年経ったのか…。
第11位 新世紀エヴァンゲリオン
僕の子供の頃はキッズステーションで「社会現象を巻き起こした」とやたらに宣伝されていて、ちっちゃい頃に見た。凄惨な内容だしどうしようもない閉鎖感があって、一種のトラウマみたいになってる。社会的に大きな影響を与えたとうのは頷けるし、それに対しては敬意を払いたい。色んな考察ができて、熱狂的なファンがいるのはご存知の通り。劇場版はよかったけど、正直庵野秀明にはエヴァを引っ張ってほしくないな。古い作品だけど「ふしぎの海のナディア」とか大好き。
第10位 交響詩篇エウレカセブン
ロボットアニメだけどロボットそんなに関係ない。王道の「ボーイ・ミーツ・ガール」であり、繊細で痛ましい少年の成長物語。設定とか専門用語とか病み展開があってハードルは高いかもしれない。でも見て欲しい。色んなテーマが詰まってる。音楽も作画もテーマも最高のアニメ。
第9位 四畳半神話大系
森見登美彦原作の小説をアニメ化。声優の凄さを感じた。阿呆な京大生が薔薇色のキャンパスライフを模索するループものの作品。中村佑介がキャラクターデザインの原案。理想の黒髪の乙女像である明石さんが抜群に魅力的に描かれてた。
第8位 カウボーイビバップ
1998年放映のテレビアニメとは思えないほどのクオリティ。監督は「サムライチャンプルー」も手がけた渡辺信一郎。2071年の火星を中心とした太陽系が舞台のハードボイルドSF。作画と表現の気合の入りようがヤバい。伝説的な作品。
第7位 けいおん!
女子高生のバンドをテーマにしたゆるふわ日常系アニメ。元は4コマ漫画。テーマソングも挿入歌もたくさんあって豪華。京アニは本当にすごいと思った。ゆるゆるの雰囲気と躍動的なアニメーションがいい!
第6位 キルラキル
すごいアニメ。学園ものから段々物語が大規模になっていくけど、全てがギャグと言えばギャグなので安心して見ていられる。レトロな作画の熱量と展開のスピードとパロディで埋め尽くされた感じが最高。僕はアニメをそんなに見てるわけじゃないけど、小さな頃にキッズステーションで見た数々のアニメを思い出して胸が熱くなった。人を選ぶ作品ではあるけど、これこそがアニメだ!って感じがするんだよなあ。
第5位 攻殻機動隊
原作は士郎正宗の漫画作品。これも議論の別れる余地がないほどの超名作。人は選ぶかもしれないけど、作品のクオリティに疑いの余地はないだろう。これも食わず嫌いはやめてぜひじっくり見て欲しい。名言が多いんだよね。「かく言う私も童貞でね」とか。「Stand Alone Complex」から見よう。
第4位 ロミオの青い空
世界名作劇場の大傑作。1995年のアニメだけど、まったく色褪せない。原作はリザ・テツナーの「黒い兄弟」。煙突掃除夫として売り飛ばされた少年たちの物語。僕のバイブルみたいなアニメ作品。アルフレドォオオオ!!!!
第3位 コードギアス 反逆のルルーシュ
神聖ブリタニア帝国の植民地にされてしまった日本が舞台。帝国に対して牙を向く学生ルルーシュの物語。ロボットアニメが特に好きなわけじゃないだけど、そういうの関係なくぜひ見て欲しい。ロボット、学園、戦争など、あらゆる要素を詰め込んでいるのにそれがそのままアニメの面白さにつながっている。1期では終わらず、かなり長いけど、それだけ見応えがある。
第2位 魔法少女まどか☆マギカ
虚淵玄脚本、シャフト制作のアニメ。情報過多のこのご時世、これは見ておくべきと強く言える作品はなかなかないけど、どか☆マギカは絶対に見ておきたい。全12話だから6時間くらいで見終わるしね。耐性のない人だと引いてしまうような絵柄かもしれないが、脚本は最高峰。最初の展開は遅めなので、1話だけ見て判断してはいけない。
第1位 物語シリーズ
西尾維新とシャフトの遊び心が素晴らしくマッチしている。アニメの快楽と幸福が詰まった作品。かなりの大作シリーズで、アニメは「化物語」→「偽物語」→「猫物語」→「傾物語」→「囮物語」→「鬼物語」→「恋物語」→「花物語」の順番。「傷物語」は映画でやる予定らしいんだけど公開は未定。話が先に進んでいる小説のほうを読みたいんだけど、アニメを楽しみたいから、アニメの後に小説読むことにしてる。子供の頃以来、ひさびさに「アニメ」を楽しんだ気がした。キャラクターごとにテーマソングがあったり、OPもEDも本当に豪華。ハマりすぎに注意。
あとがき
小さな頃はたくさんアニメを見た気がする。漫画などと違って無料で見れたからだ。当時キッズステーションという番組と契約していて、いつの時間でもテレビをつければアニメはやっていた。やっぱりアニメというのは、テレビの前に座り、毎週(キッズステーションは毎日だが)決まった時間に見るというあり方のようなものが深く関わっていると思う。だから日常系というのはアニメの本領かもね。
子供の頃に見たアニメは後々にまでけっこう影響を及ぼしてるのかもしれない。幸い?にして僕は毎日アニメを見ることができた。小学生の頃に三大教養として掲げていたアニメは「高橋留美子作品(めぞん一刻、うる星やつら、らんま1/2)」「聖闘士星矢」「世界名作劇場(ロミオの青い空、7つの海のティコ、名犬ラッシー)」だった。「銀河英雄伝説」は挫折した。後は「デジモン」や、少年ジャンプのアニメ化作品(「スラムダンク」や「幽遊白書」など)を好んで見た。
大人になってからはあまりアニメを見ていない。見るべきものの総量が与えられた時間を大きく越えているというのがその要因だ。漫画作品のアニメ化なんかは、どうしても「遅い」と感じてしまう。僕は漫画を読むのが早いから、自分の処理速度に比べてアニメは耐えられないくらい遅い。だから漫画をアニメ化した作品はあまり見ていないものが多い。しかし最近は、手塚治虫が発明した引き伸ばし手法みたいな概念はまったくあてはまらないくらいアニメのクオリティが高くなっている。毎週放送のテレビアニメでこのクオリティなのだ。もちろんそれを成し遂げるために、地獄のようなアニメーターさん達の苦労があることは言うまでもない。本当に頭が下がる。たっぷり時間とアイデアをかけれるアニメ映画と違って、コンスタントに期限を守ってつくらなければいけないテレビアニメに、親しいと言っては失礼だが、共感と尊敬を抱いてしまう。それは残り時間と労力とクオリティを常に秤にかける必要があるということで、ブログを書くという行為にも似た所があるのだろう。
いや、本当に、アニメは日本の誇りと言うべきだろうし、魂を削りながらそれを作成している方々には頭が下がるばかりだ。勝手に順位とかつけてごめんなさい。
他のおすすめ記事