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稲沢市議 無罪の主張続ける
08月28日 19時00分

稲沢市議 無罪の主張続ける
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中国の空港で覚醒剤を持っていたとして違法な薬物を運搬した罪に問われている愛知県稲沢市の市議会議員の裁判は、3日目の審理が続いており、議員側は、覚醒剤が入ったスーツケースを運ぶよう依頼してきた知人との連絡に使ったパソコンを提出するなどして無罪の主張を続けています。
稲沢市の市議会議員、桜木琢磨被告(70)は、去年10月、広州の空港でスーツケースの中に覚醒剤3キロ余りを持っていたとして、違法な薬物を運搬した罪に問われています。
広州の地方裁判所にあたる中級人民法院では、3日目の審理が続いており、裁判所によりますと、これまでに検察側がすべての証拠の提出を終えたということです。
これに対し、桜木議員側は、28日午前中の審理で、覚醒剤入りのスーツケースの運搬を依頼してきた知人との連絡に使っていたパソコンや携帯電話のメールのやりとりの記録などを提出してスーツケースを預かった、いきさつなどについて説明し、無罪の主張を続けたということです。
また、午後からは、桜木議員の妻も証人として出廷しているということです。
中国では、覚醒剤50グラム以上の運搬や販売などの罪で有罪になった場合、懲役15年か無期懲役、または死刑とされていて、裁判の行方が注目されています。