中学生16人乗せたバスが事故08月28日 19時00分
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28日朝、福井県坂井市の北陸自動車道の料金所の入り口近くで、名古屋市のサッカークラブの中学生16人を乗せたマイクロバスとワゴン車が衝突し、中学生1人が大けが、15人が軽いけがをしたほか、双方の車を運転した男性がけがをしました。
28日朝8時すぎ、坂井市の北陸自動車道の丸岡インターチェンジにある料金所の入り口につながる道路で、中学生16人が乗ったマイクロバスとワゴン車が正面衝突しました。この事故で中学生16人のうち、愛知県長久手市の13歳の男子生徒が左腕の骨を折る大けが、他の15人も打撲などの軽いけがをしました。
また、バスを運転していた愛知県春日井市の52歳の男性が右足の骨を折る大けがをしたほか、ワゴン車を運転していた坂井市春江町の22歳の会社員の男性も腹を強く打ってけがをしました。
中学生たちは、名古屋市守山区にあるサッカークラブのメンバーで、26日から練習試合で福井県を訪れていたということです。
警察の調べに対し、ワゴン車を運転していた男性は「事故のショックもあり、状況をよく覚えていない」と話しているということです。
現場はインターチェンジにつながる片側1車線の道路のカーブで、警察はワゴン車が料金所を出たあと対向車線にはみ出し、マイクロバスと衝突した可能性もあるとみて事故の原因を調べています。