政治安保相固辞から一転、入閣の方向…強気の石破氏、3つの理由 +(2/3ページ)(2014.8.28 11:11

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安保相固辞から一転、入閣の方向…強気の石破氏、3つの理由 

2014.8.28 11:11 (2/3ページ)自民党
処遇が注目される石破茂幹事長=27日午後、東京・永田町の自民党本部(酒巻俊介撮影)

処遇が注目される石破茂幹事長=27日午後、東京・永田町の自民党本部(酒巻俊介撮影)

 そもそも石破氏は党長老から長年、にらまれてきた。かつて自民党を離党し新進党などを渡り歩いて復党。「苦しい時に逃げる」(森喜朗元首相)と厳しい批判を浴びてきた。

 ところが、幹事長に就任すると、これを好機とばかりに、就任あいさつだけでなく、国政選挙など難題に直面する度に青木氏らを非公式に訪ね、忠告にも耳を傾けるようになった。

 森氏は2日付の読売新聞朝刊のインタビューで、石破氏を「安保担当相でもいいが、幹事長の方がより政権は安定する」と続投が望ましいとの考えを示した。

 「安保法制の意見が違うのに受けられない」

 石破氏は約1週間のシンガポール滞在から帰国した21日夜、石破氏を中心とした勉強会「さわらび会」の幹部数人に、安全保障法制担当相の就任要請を断る決意を電話で伝えた。

 石破氏はお盆前、党幹事長経験者に「安保担当相を受けるべきかまだ悩んでいる」と吐露している。家族とシンガポールに滞在した際に腹を固めたようだ。

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石破茂幹事長の近年のあゆみ

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