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【AWS発表】プロビジョンドIOPS(SSD)および汎用(SSD) EBSボリュームのスループットを強化

昔々のクラウド以前の時代、最新かつ最高のハードウェアを使うためにデータセンターをアップデートすることは、高価で、多少のリスクがあり、資源集約的でありました。 新しいハードウェアを取得し、フィールドテストを行い、システムおよびアプリケーションを移行するといった設備投資を3年または5年の更新サイクルに基づいて、行わなければなりませんでした。「これは良いものだ。我々の仕事に利益をもたらすだろう」と考えてから、実際に「この良いものを使っていて、利益をもらたしている」となるまでの期間は半年から数年ということもよくありました。このプロセスが遅れたり、非効率だったりすると、組織の競争上のポジションや、健全性、および、全体的な生存能力に影響を与えてしまう可能性もありました。

クラウドはこのモデルをより良い形に変更します。まず第一に、クラウドプロバイダーは、適時に市場に最新かつ最も強力な技術をもたらすインセンティブを持っています。次に、クラウドの動的な性質により、本番システムを停止することなく、新しい技術上で既存のアプリケーションを起動、テスト、性能測定することが簡単に行えます。

汎用(SSD)の採用は強力
クラウドがゲームチェンジャーであるということを説明する面白い数字を共有したいと思います。 6月中旬にSSDベースのElastic Block Storageを発表し、全てのAWSリージョンでご利用いただけるようにいたしました。 私たちは、お客様がこの製品に興味を持っていただけるだろうと思っていましたが、これほどまでに人気が出るとは想像もできませんでした。

この3ヶ月の間に、汎用(SSD)EBSストレージは、AWSの歴史の中で最も急速に採用されたサービスの1つにまで成長いたしました! 次のような2つのデータポイントがあります。:

  1. サービス開始から数週間以内に、EBSをご利用のお客様の25%以上が、何らかの方法で、新しい汎用(SSD)EBSボリュームを使用していました。
  2. 汎用ブロックストレージがお客様のニーズを満たしているため、現在、お客様のほとんどが汎用(SSD)ボリュームを使っています。実際には、新しく作成されたブロックストレージのおよそ90%がSSDボリュームになっています。

別の観点で見てみると、クラウドにより移行作業は簡単でお金のかからないものになったために、大半のお客様が、2ヶ月の間に新世代のストレージに移行することができたとも言えます。いかがでしょうか?これは従来とは全く異なる、非常に高速なアップグレードサイクルではないでしょうか?

スループットの増加
この大きな一歩を記念して、汎用(SSD)およびプロビジョンドIOPS(SSD)ボリュームのデータ転送スループットを改善いたしました。 新しくなった点は次の通りです。:

  1. 各ボリュームの達成可能な最大スループットを倍増いたしました。 各汎用(SSD)およびプロビジョンドIOPS(SSD)ボリュームは読み書きの転送速度を最大秒間128メガバイトまで維持することができます。
  2. 最大256キロバイトのI/O要求が、単一のI/O操作(IOP)としてカウントされます。 言い換えると、単一のIOPの費用対効果およびパフォーマンスが以前にくらべて最大16倍になりました(この強化以前は、各IOPは最大で16キロバイトのデータ転送でした)。 ひとつのc3.8xlarge EC2インスタンスに複数の汎用(SSD)またはプロビジョンドIOPS(SSD)ボリュームをアタッチした場合、インスタンス毎の総スループットで最大秒間800メガバイトを達成することができます。

これらの変更は、I/O性能を改善するだけでなく、ストレージのコストを劇的に減らすこともできます。 アプリケーションが秒間128メガバイトのデータ転送を必要とする場合、今までの8000 IOPSではなく、500 IOPSをプロビジョニングすることで、その要求を満たすことができます。

上で述べたように、最大256キロバイトのI/O要求が単一のI/O操作としてカウントされるようになりました。 いくつかのケースでは、大規模な読み書き要求を行うために、アプリケーションや運用環境を設定することができます。 例えば、dfs.blocksizeパラメーターを変更することにより、Hadoopによって行われる要求のサイズを設定することができます。 独自のアプリケーションを構築している場合も、大きなブロックをreadまたはwriteすることができます。

このローンチの一環として、Microsoft WindowsのEC2 AMIもアップデートいたしました。 新しいAMI ("2014.08.13")は、排他的にSSDボリュームを使用し、性能向上のためにPVドライバーも更新しています。 Microsoft Security Updatesは2014年8月の最新のもので、PowerShell Toolsもアップデートされています。

この機能強化は、すべてのAWSリージョンですでに有効になっています。 汎用(SSD)もしくはプロビジョンドIOPS(SSD)ボリュームを使用している場合は、すでにその恩恵を享受していることになります。 この機能強化により、データベースの大きなテーブルをロードしたりスキャンしたりするような、I/O集中型のワークロードの性能が改善されることを期待しています。

-- Jeff;


この記事はAWSシニアエバンジェリスト Jeff BarrのAmazon Web Services Blogの記事、 Enhanced Throughput for Provisioned IOPS (SSD) and General Purpose (SSD) EBS Volumesを 堀内康弘 (Facebook, Twitter)が翻訳したものです。

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