菅尾保
2014年8月28日11時05分
神奈川県逗子市のように海水浴場での機器を使った音楽や浜辺での飲酒を条例で禁止せず、今夏に臨んだ鎌倉市。松尾崇市長は27日の定例会見で「昨年に比べ大幅な改善はみられなかった。来年に向け、見直すべき点は見直していく」と語り、より強い規制が必要との認識を示した。飲酒と音楽が「相乗効果で全体の風紀を乱している」として、条例による規制も視野に検討していくという。
材木座、由比ガ浜、腰越の3海水浴場がある同市は、酒に酔って他人に迷惑をかける▽80デシベルを超える音楽や音声▽他人を畏怖(いふ)させる入れ墨の露出――など9項目を「迷惑行為」とする条例を制定。ただ「マナー向上を目指す理念条例」で、禁止規定は盛り込まなかった。一方で、海の家の業者らとの間では「クラブ化形態の営業禁止」などの「自主ルール」を定め、今夏を迎えていた。
「風紀の乱れ」「騒音」などの苦情は昨夏より21件増えて52件(20日現在)。パトロールした市職員や警備員による音楽や飲酒、入れ墨露出などの注意件数は5703回(同)に及んだ。松尾市長は「コンビニで大量の酒を買って砂浜で飲み、音楽をかけて大騒ぎしている状況もあった。酔っているので帰り道でもマナーが悪い」と述べた。
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