仕事で申告や記帳の制度・やり方等を説明する機会があり、Twitterでそれに触れたら記事として需要がありそうだったので書き起こしてみました。
あまりにも詳しくやっちゃうと、とっつきにくくなってしまうので、本当にざっくり!ざっくりとだけ!
ちなみに今回触れているのは個人の確定申告についてのみです。
確定申告とはなにか。
1年間(1月1日~12月31日)の所得とそれから算出される税金を税務署に申告・納税すること。
また、所得の計算や控除適用によってすでに支払った源泉所得税(※1)や予定納税(※2)が返ってくる場合があるので、その還付をしてもらう目的でもあります。
(※1)源泉所得税とは
会社や個人が雇ったり委託した人に対して、給与や報酬を支払ったときに支払金額に応じて「源泉所得税」(と特別復興税)を差し引き、税務署に納めています。内容に応じて税率が異なり、報酬(原稿料等)はその税率が10%と率が高いので還付されることが多いです。
委託先から送られる「源泉徴収票」は税金の還付申告をするときに必須となりますので、もらったら無くさないように大事に保管しましょう!
(※2)予定納税とは
前年度の所得税額が15万円以上の場合、今年度分の所得税として、前年度の所得税額を元に7月と11月に前払いをするという制度があります。
詳しくは国税庁の予定納税のページをご覧ください。
確定申告が必要な人、すると得するかも?な人
当てはまるかもよー!っていう人を簡単に羅列しておきます。今回は細かい説明は割愛してますので、詳しいことを知りたい人は国税庁の「確定申告が必要な人」や「確定申告をすれば税金が戻る人」(それぞれH25年度用)をご覧ください。
- 給与収入が2000万円以上
- 二カ所以上から給与をもらっている
- 事業所得がある
- 不動産所得がある
- 株式などの配当があった
- 年金所得がある
- 退職した
- 株や不動産などの譲渡があった
- 山林所得があった
- 保険金がおりた
- 副業等で所得があった
- 賞金や懸賞当選金を得た
- 他、一時所得や雑所得があった
- 多額の医療費を支払った
- 寄付をした
- 住宅借入がある
- 年末調整のとき、保険料控除証明書の提出漏れがあった
参考:確定申告が必要な人(国税庁), 確定申告をすれば税金が戻る人(国税庁),確定申告で税金の申告納税が必要な人(AllAbout),確定申告で還付申告ができる人(AllAbout)
収入と所得の違い
確定申告をしていると「収入」と「所得」という言葉が出てきます。結構勘違いされてる方も多いんですが、もらったお金=所得ではないんです。
「収入」とは、税金や社会保険料を差引前の給与や、売上のこと。
「所得」とは、個人事業主の方は収入から経費を引いた金額のこと。サラリーマンの方は収入から税金、保険料、給与金額によって設けられた控除額を差し引いた金額のこと。
給与所得の源泉徴収票だとこんな見方
所得税はこの「所得」に対してかけられます。
会社勤めだと、会社がやってくれるので縁がないと思いがちですが、申告したらお金が返ってくるかも!ということもあり得るので、どんな人も確定申告の知識は持っておいたほうがいいと思います。
確定申告の勉強をするにあたって、お薦めの書籍をよく聞かれますが、私自身、書籍には頼らずに税務署は配布している資料やわからない都度に検索してるので、この本がいいよ!っていうのは正直ないんです。本を買うよりも、税務署で配布している資料もらってきたり(「確定申告に関する手引き等」が手放せません。HTML版も有)、税務署や商工会主催の研修会等に参加したりする方がいいんじゃないかな…気になったことすぐ聞けるし。
今の税務署ってかなり親しみやすい雰囲気になってますので、敷居も昔ほど高くないんじゃないかと。昔知らんけど。どうしても地域や職員によって異なりますが!私のところは優しく教えてくれて平和です!