中国のeコマース・サイト、アリババ(ティッカーシンボル:BABA)が米国証券取引委員会(SEC)に対して6月期の決算を含んだ、上場申請書類(書式F-1/A)を提出しました。

アリババは来週から新規株式公開(IPO)のロードショウに出ます。現時点では初値条件、今回発行株数などのカギになる情報は空欄のままです。幹事の序列には、変更はありません:

クレディスイス
ドイチェバンク
ゴールドマンサックス
JPモルガン
モルガンスタンレー
シティ


今回の調達金額は200億ドルに上ると言われています。

この申請書類では、新たに6月期の決算の内容が開示されています。それによると売上高は157.7億人民元(25.4億ドル)で前年同期比+46%でした。

また純利益は123.4億人民元(19.9億ドル)でした。因みに去年の同期は43.84億人民元でした。希釈後一株当たり利益は84¢(ADSベース)でした。なおADSはADRと同じと考えてもらって良いです。ADRは米国預託証券を指します。これは米国以外の企業の株をアメリカで取引する際の仕組みです。

アリババのサイトで商品やサービスの売買が成立した場合、その取扱高のことをグロス・マーチャント・ボリューム(GMV)と言います。それは下のグラフのようになっています。

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アクティブ・バイヤー数は下のグラフのようになっています。

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アリババのGMVのうち、モバイルを通じて成立した取引の全体に占める割合は下のグラフのようになっています。

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いつも言っていることですが、アリババは数字的にはピカピカです。ほんの数年前より格段にスケールアップした企業に変貌を遂げています。