左利きについて
1.Introduction(1996 April.30)
今から何年くらい前になるだろう、、、わたしがインターネットと接してすぐの頃であるが、
当時はまだインターネットという言葉ではなくJUNETというネットワークの中で流通していた
fj.living
というニュースグループ
(勿論、今ではインターネットの中でfjのニュースは流通していますね)
において
HAGAWA who is "[LEFTY] of the world" wins DAIDO OPEN !!
というサブジェクトを付け、以下のような質問をしたことがあります。
- 腕組みをしてどちらの腕がうえになるか、
- 手を組んでどちらの親指が外側になるか、
- 腕力はどちらが強いか、
- 生活の中でどちらの手を多く使っているか。
このアンケートは好評を得てかなりの期間に及びチェーンは続き、
(パソコン通信用語で、チェーンとは同じSubjectの話題に対するコメントのこと)
回答も60余りに及んだ。しかし、この設問にはいくつかの解釈の仕方が可能なものも
含まれ、期待していた結果を得ることは出来ませんでした。
もしかしたら、当時回答して頂いた方がこのページを読んで頂いているかも知れませんね。
もし読んでいられたら、再度回答のお礼を申し上げると共に、このページを充実するための
情報をまた頂けたらと思っております。
その時に集まった「左利き」に関する本を以下に列記します。
書名 | 著者 | 出版社 |
---|
「モノマガジン」No.188 |
| ワールドフォトプレス |
「脳の探検」 | (著者不明) | 講談社ブルーバックス |
「右利き・左利きの科学」 | 前原 勝矢 | 講談社ブル−バックス |
「左利きの人はなぜ才能があるのか」 | 斎藤茂太 | ワニ文庫 |
「左利きは危険がいっぱい」 | スタンレー・コレン著 | 文芸春秋 |
「右脳と左脳」 | N.ゲシュヴィント他 | 東京化学同人 |
「無意識の脳心理学」 | 坂野 登 | 青木書店 |
「かくれた左利きと右脳」 | 坂野 登 | 青木書店 |
「賢い脳の作り方」 | BRAIN SCIENCE | 講談社 |
|
「脳を教育する」 | 坂野 登 | 金子書店 |
「脳からみた男と女」 | 新井 康充 | 講談社ブル−バックス |
「身近な脳の話」 | 品川 嘉也 | 講談社ブル−バックス |
「右と左の脳生理学」 | M・ブラウン | 東京図書 |
「右脳と左脳」 | 角田 忠信 | 小学館 |
「左と右の心理学」 | M・C・コーバリス I・L・ビール |
紀伊国屋書店 |
「自然会における左と右」 | マーティンガードナー著 | 紀伊国屋書店 |
「左きき学、その脳と心のメカニズム」 | J・ヘロン | 西村書店 |
「二つの脳と一つの心」 | M・S・ガザニガ J・E・レドゥー | ミネルヴァ書房 |
「Lateral Dominance に関する研究」 | 友久 久雄 | 小学館 |
「自然界における左と右」 | M・ガードナー | 紀伊国屋書店 |
「左ききの人の本」 | 斉藤 茂太 | 東京エムジー |
「左利きの秘密」 | 箱崎 総一 | 立風書房 |
「左利きの本」 | J・モレラ、J・ブリス | 講談社 |
2.両利き?(1996 September.16)
左利きの部類に入る人で、両利きを名乗る人は思いの他多い!
わたしは、左利きと名乗っている。
しかし、以下の挿絵を見て欲しい。会社のマシンの利用状況であるが、スペースの関係で
マウスパッドが一つしか置けないために苦肉の策で真ん中に置き、ご覧のようにマシンにより
マウスを使う手が異なっているのである!
他人から見たら両利きなのかも知れない、、、でも決して両利きとは名乗りたくないのである。
それは何故か?
左利きは元来、真の、ピュアな左利きのハズなのだが、なんらかの理由で矯正されて右手を使う
ことを強いられている場合が多い。
そして、そういう経験が見掛けの両利きを生んでしまっているのである。
決して、生まれながらの両利きなのではないのである!
真ん中に位置しているのは、ヒナのピンナップです!
以下は、現在インターネット上でアクセス可能な左利き関連のページです。