美濃加茂市長が市議会に出席08月27日 19時08分
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浄水設備の導入をめぐって、賄賂を受け取った罪に問われている岐阜県美濃加茂市の市長が、保釈後、初めて、市議会の本会議に出席しました。
浄水設備の導入をめぐり、名古屋市の業者から賄賂を受け取った罪に問われている岐阜県美濃加茂市の市長、藤井浩人被告(30)は、25日、保釈されて、職務に復帰しています。
藤井市長は27日、保釈後、初めて市議会の本会議に出席しました。
市長は、現金の受け渡しについて一貫して否定していますが、保釈には、裁判で証人になる可能性がある市の幹部などと、接触しないことが、条件として付けられていることから、27日の議会では、国や県への要望や災害時の対応などに関する質問が相次ぎました。
これに対し、藤井市長は「私が出向けない部分を皆さんにカバーしてもらいたい」と答え、市長の職務の一部を、ほかの幹部に代行させるという考えを示しました。
また、藤井市長は今回の事件で、約2か月間にわたって不在にしたことを謝罪する一方事件の中身に関する質問には「公判前なので話すことができない」として発言を控えました。