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薬物運搬罪の市議の裁判続く
08月27日 19時08分

薬物運搬罪の市議の裁判続く
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中国の空港で覚醒剤を持っていたとして、違法な薬物を運搬した罪に問われている愛知県稲沢市の市議会議員の裁判は、中国南部の広東省広州で27日、2日目の審理が行われ、議員側は無罪の主張を続けています。
愛知県稲沢市の市議会議員、桜木琢磨被告(70)は、去年10月、広州の空港でスーツケースの中に覚醒剤3キロ余りを持っていたとして、違法な薬物を運搬した罪に問われています。
広州の地方裁判所にあたる、中級人民法院では、27日、2日目の審理が行われ、桜木議員の弁護士によりますと、これまでに検察側は、覚醒剤が隠されていたスーツケースや女性用の厚底靴の写真、桜木議員の電話の通話記録などを証拠として示したということです。
これに対して桜木議員側は、知り合いから預かったスーツケースや靴に覚醒剤が隠されていることを気づくことはできなかったなどと反論し無罪の主張を続けています。
桜木議員側は、27日の審理で、知り合いとの連絡に使っていたパソコンを提出し、スーツケースを預かったいきさつなどを説明するほか、桜木議員の妻も証人として出廷する予定だということです。
中国では覚醒剤50グラム以上の運搬や販売などの罪で有罪になった場合、懲役15年か無期懲役、または死刑とされていています。