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中国で違法薬物運搬の罪 市議が無罪主張
8月27日 21時34分

中国で違法薬物運搬の罪 市議が無罪主張

中国の空港で覚醒剤を持っていたとして違法な薬物を運搬した罪に問われている愛知県稲沢市の市議会議員の2日目の審理が中国南部の広東省広州で行われ、議員側は無罪を主張し、審理は28日も継続して行われることになりました。

愛知県稲沢市の市議会議員、桜木琢磨被告(70)は去年10月、広州の空港でスーツケースの中に覚醒剤3キロ余りを持っていたとして、違法な薬物を運搬した罪に問われています。
広州の地方裁判所に当たる中級人民法院では27日、2日目の審理が行われ、桜木議員の弁護士によりますと、検察側は覚醒剤が隠されていたスーツケースや女性用の厚底靴の写真、それに桜木議員の電話の通話記録などを証拠として示したということです。
これに対して桜木議員側は、知り合いから預かったスーツケースや靴に覚醒剤が隠されていることを気付くことはできなかったなどと反論し、無罪を主張したということです。
審理は桜木議員にスーツケースを渡したとされるマリ人とギニア人の男についても同時に進められ、通訳などにも時間がかけられたことから、3日目の28日も審理が続けられることになりました。
今後、桜木議員側は、さらに証拠を提出し、議員が覚醒剤とは知らずに運搬したことを強調して、引き続き無罪を主張していくことにしています。

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