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 日本原子力発電敦賀原発2号機(福井県)直下に走る断層について、原子力規制委員会の有識者会合は27日、「活断層ではない」とする日本原電の主張をしりぞけた。今後も審議を続けるが、昨年5月に「活動は否定できない」とした判断は覆らない見通しだ。

 この日は、日本原電による追加の現地調査と過去2回の審議をふまえ、専門家だけで議論した。追加調査の結果や主張に対し、有識者からは「(日本原電の)判断が加わったものを再評価しただけだ」「額面通りには受け取れない」など否定する意見が相次いだ。次回会合で日本原電の反論を聴いたうえで、来月にも報告書案をまとめる。

 また、日本原電が主張する断層の長さや地層の状態が当初の説明と変わっているとして、昨年5月にまとめた報告書の判断根拠の書き方を修正することが提案された。(川田俊男)