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科学
理研の研究センター半減策に「事実上の解体だ」 センターの研究者
2014.8.27 13:36
理化学研究所が研究不正の再発防止策として発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の規模をほぼ半減すると決めた27日、センターの男性研究者は「事実上の解体だ。STAP細胞に無関係の人が連帯責任を負わされるというのは納得できない」と憤った。
男性はセンターで実施されている五つの研究プログラムのうち三つが廃止や移管されることに「これほど多くの人が研究の場を奪われることになるとは想定していなかった。反論したいが、決まったことは覆らないだろう」と落胆した。竹市雅俊センター長の交代や名称変更には「センター長の交代は問題発覚前からの既定路線。“解体”するのだから名前が変わるのは当然なのかもしれない」。
一方、センターとは別の組織に所属する男性研究者は「センターの縮小は当然だ。ただ不正防止のための対策をあれこれ打ち出しているが、STAP問題に照らし合わせ、どの方法が具体的に何を防げるのか説明が不十分だ」と指摘した。
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