GrandNew日本初VIP向け
9 March 2012アグスタウェストランドの代理店である海外アビオテック(株)は、日本で初となるVIP向けGrandNewを発注、
納入は2012年後半を予定しています。
GrandNewは、広いキャビンや高性能なアビオニクスシステムを搭載し、多用途ヘリコプターとして理想的な
機種であり日本では既に報道機およびドクターヘリとして活躍しております。5席の“Elite”キャビンインテリアや、
850Kmの航続距離を可能にする5個の燃料タンクを搭載しているのが特徴的です。コックピットのEnhanced Vision
System (EVS) EVS-1500搭載により、視覚能力が向上し、特に夜間、煙、霧、もや、そして雨や雪が降った際
に効果を発揮します。飛行管理システム(Flight Management System)と連動する Euronav V Euroavionics
digital map は、状況認識能力をも高めます。その他装備として強調すべきは、航空機衝突防止装置(Traffic
Avoidance System)や、Bendix/King RDR 2000 Bendix/King気象レーダーでしょう。
GrandNewは最新のアビオニクスを搭載していることが特徴的で、Synthetic Visionが特徴の新EFISを搭載
した機体としては初の小型双発ヘリコプター(CS/JAR/FAR 27)です。また、全天候時運航向けの、最新の衛星
測位システム(global positioning system-based)を使ったナビゲーションに準拠しています。
Grandシリーズとしては40ヶ国以上、180を超える顧客に納入しており、その数は300にのぼり、VIP、人員
輸送、EMS、SAR、報道、といった様々な任務に使用されています。
日本におけるアグスタウェストランドは、小型双発市場で40機以上ものオーダーを受け、成長を続けています。
現在アグスタウェストランド日本支社は、国内にメンテナンスおよび修理を担う3つのサービスセンター、および
東京ヘリポートにスペアパーツセンターを展開しております。