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全域避難区域の浪江町でコンビニ再開8月27日 12時00分
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原発事故の影響で、すべての住民が避難している福島県浪江町で、復興業務や一時帰宅などで町を訪れる人たちのために、コンビニエンスストアが営業を再開しました。
全域が避難区域になっている市町村で、コンビニエンスストアが再開するのは初めてです。
営業を再開したのは、浪江町幾世橋にあるコンビニエンスストアです。
27日は午前7時の開店と同時に、復興業務に携わる作業員など多くの客が訪れました。
浪江町ではコンビニエンスストアやスーパーが10店舗余り営業していましたが、震災と原発事故によって営業できなくなりました。
しかし、町内の一部の避難区域では日中の立ち入りができることから、一時帰宅した住民などからは営業再開を望む声が相次いでいました。
店によりますと、全域が原発事故の避難区域になっている市町村で、コンビニエンスストアが営業を再開したのは初めてだということです。
店を訪れた50代の男性は「これまでは離れた所の店を利用していましたが、今度は近くなったので気軽に買い物できます。まさにコンビニそのものです」と話していました。
店長の陣内健児さんは「除染作業員など多くのお客様が訪れるので、気持ちよく利用していただけるように従業員一同、心がけていきたい」と話していました。
この店は当面、午前7時から午後3時まで営業することにしています。
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